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子どもが自分でお片づけするためには? 家族と一緒にくつろぐ空間づくり 後編


orikago cafeへようこそ。店長のひかるです。

今回は、子供が自分でお片づけするためには?というテーマの後編をお送りします。

今回も、親・子の片づけ教育研究所 理事の橋口さん監修の『自分から片づけるようになる整理整頓』を参考に、心地よいお部屋を子どもと一緒に作っていく方法をご紹介していきます。

前編では、どうやったら子供のやる気を高められるのか、という観点から、子供への伝え方について詳しくご紹介しました。今回の後編では、具体的に、片付けしやすい環境づくりについてご紹介していきます。

今年も相変わらずおうち時間が長引きそうですね。快適なお部屋づくりは、ストレスを減らし、気持ちよく過ごす上で大事なポイント。整理整頓を自分ひとりで頑張るのではなく、家族の共同作業にしていければ、もっと心地よい生活になるかと思うので、ぜひ動画の内容を参考にしてみてください。

では、早速始めましょう。


①定位置を決める

1つ目は、定位置を決めること。当たり前のことですが、意外に疎かになっているポイントです。子どもが片づけようと思っても、しまう場所がハッキリしていないと、結局、棚の中や押し入れのなか、ボックスの中でグチャグチャな状態で置かれるだけになってしまいます。

子どもはまだ整理整頓に慣れていないので、定位置については一緒に考えてあげるのが得策です。おもちゃや洋服、小物類など、定位置を一緒に決めて、シールなどで目印を付けておけばより安心です。

また、リビングなどの共有スペースでも定位置が決まっていると気持ちよく過ごせますよ。リモコンやティッシュ、文房具や小物類など、みなさんのおうちでもたまに行方不明になるものがあるかと思います。

『あれどこ置いたの〜?!」』とモノを探す無駄な時間や喧嘩のタネが増えないように、共有スペースでの定位置も決めて、みんなで共有するようにしましょう。


②しまったり取り出しやすい収納アイテムを使う

2つ目は、しまったり取り出しやすい収納アイテムを使うこと。片付けしやすい環境づくりをする上で、収納アイテムは大事なポイントです。

収納アイテムも、棚タイプや吊るすタイプ、かご/ボックスタイプなどさまざま。アイテム毎に子どもにとって便利な収納アイテムを用意することで、整理整頓の習慣が身につきやすくなります。

例えば、帽子やマフラーには吊るすタイプが見やすくて便利。小さいお子さんには、ハンガーなど使わないそのまま掛けられるタイプがおすすめです。

かご/ボックスタイプの収納アイテムも、深すぎて中が見えなかったり取り出しにくくては、使われなくなってしまうので、入れるモノに合った大きさや形状を選んでいきましょう。

頻繁に使うものであれば、フタ付きものものだと面倒なので、フタなしを選ぶなど、使用頻度も考慮しましょう。毎日使うものであれば、色や素材など、子ども自身が気に入った収納アイテムが見つけられると良いですね。


③不要なモノを減らす

3つ目は、不要なモノを減らすこと。こちらも当たり前のことですが、意外と取り掛かりにくいことですよね。その理由の一つは、自分のモノはではなく、子どものモノなので、捨てるかどうかの判断が難しい点にあります。

例えば、子どもに、『これいる?、いらない?』と質問すると、たいていの場合『いる!』になってしまいます。なので、そうした質問の仕方ではなく、『最近3ヶ月で使った?』と質問を変えてみるのも一案です。

最近使ってないものであれば、『じゃあ今後も使わなそうだから捨てようか』と提案しやすいですし、押入れなど長期保管場所に移すなど判断がしやすくなります。

おもちゃや洋服、書籍や文房具類など、使っていないモノが溜まっているという方は、まずは減らすことで、その後の整理整頓をスムーズにしていきましょう。


④子どものスペースを決める

4つ目は、子どものスペースを決めること。子ども部屋がまだない時期など、子ども用のアイテムが部屋中に散らばっていることがあるかと思います。『自分もモノは自分で片づける』という意識を養うためにも、棚などで子ども用のスペースを用意することがおすすめです。

自分だけのスペースができれば、ちゃんと整理整頓できているか分かりやすいですし、子ども自身にも責任感が生まれます。また用意したスペースをできるだけ自分で管理させて、きちんと片づけができているときは褒めてあげることで、整理整頓の習慣が身に付きやすくなります。将来子ども部屋に移ることを踏まえて、事前にモノの管理の仕方を習得してもらいましょう。


以上、子供が自分でお片づけするためには?後編ということで、子どもが片付けしやすい環境づくりについてご紹介しました。

気持ちよいお部屋を維持するべく孤軍奮闘で頑張っている方も多いかと思います。自分の負担を減らすためにも、家族へのストレスを溜めないためにも、お部屋の片づけ・整理整頓の協力者を増やしていくことは、やはり大事なこと。家族構成やおうちの環境もさまざまなので、一筋縄ではいかないとは思いますが、今回の動画が少しでも参考になれば嬉しいです。

また本書では、前編と後編でご紹介したポイント以外にも、多くの情報が掲載されているので、気になった方はぜひチェックしてみてください。

最後までご視聴ありがとうございました。




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