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やっぱりプロはすごい!~吉田誠治先生による特別講座

毎日とんでもなく暑いうえに、地域によっては地震や豪雨、台風と、災害も続く昨今ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
本来は先週の月曜更新予定だったのですが、諸般の事情で、本日、先週の分の更新をさせていただきます。

さて、そんな今日の内容は、少し前になりますが7月27日にpixivと京都芸術大学が主催する『吉田誠治先生による特別講座』がありまして、聴講することができましたので、それについて書いてみたいと思います。
ちなみにこの講座は、これより前にpixiv内で募集していた『ものがたりの家小説コンテスト』の受賞作を題材に、イラストレーターの吉田誠治先生が描き下ろしたイラストの製作過程についてレクチャーする、というものです。

最初は、2時間もあるのか長いな……などと思っていた私ですが、始まってみると、2時間なんて本当にあっという間でした。
講座は、吉田先生が自分の描いたイラストやラフなどの資料を実際に見せながら、どんなふうに描いているのかなどを話すといったものです。
が、なんというか、その製作過程がいろいろすごくて。
単純にメイキングとかなら、YouTubeでも見たことがあるんですが、この講座ではそもそも絵を描き始める前の段階からのお話でして。
イラストのテーマは、コンテストで受賞した方の小説で、その中で先生が印象に残ったシーンを絵にしています。
ただ、実際に絵にするまでに、あれこれと想像を巡らせたり紙にラフを描いたり、資料を集めたり……といろんなことをされていて、まずそれがすごいと思いました。
特に、「想像を巡らせる」という部分ですね。
これは、建物の内部を俯瞰した図を描く時にも、細かい想像をされていて、聞いていて、絵を描くのも小説書くのと同じで、想像力がめっちゃ必要なんじゃん、と改めて思ったりしました。
あと、実際にデジタルで描き始めたら、レイヤー1枚でどんどん塗って行く、というところもさすがプロやな~とめっちゃ感心しました。
私なんかは、何を描くにも失敗を恐れて、ついつい細かくレイヤーを分けがちなので、マジにうわ……って感じでした。

そんなこんなであっという間に終わった講座でしたが、とても楽しく興味の尽きないものでした。
あと、主催の京都芸術大学の通信講座もいいなと感じました。
大学として考えれば、そこまで高くないと思います。
高卒後にこういうのがあったら、入りたかったな……と思ったりしました。

ともあれ、好奇心で申し込んだ講座でしたが、聴講できてとてもよかったし、有意義だったと思います。
もしまたこういうイベントがあれば、また申し込みたいとも思ったことでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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