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最近知ったコーヒーの話

今日は最近知って、面白かったコーヒーのお話について書きたいと思います。

まず最初は、HARIOから出ている、tecoというドリッパーとサーバーのセットのお話。

私がこれを買ったのは、もうけっこう前の話になります。
当時は私はコーヒーについてもその器具についても、全然詳しくなくて、そもそもどこで器具が売っているのかも、ろくに知らない状態でした。
今にして思えば、Amazonや楽天を利用してもよかったんだと思いますが、その前に持っていた器具も、スーパーで買ったものだったので、それが壊れた時、何も考えずにまた同じスーパーへ買いに出かけたのです。
そして、その時、そこの売り場にはtecoしかなかったので、それを購入しました。

当時はたぶん、今のような円錐型のドリッパーとかウェーブ型のものはなかったと思います。
あったとしても、田舎のスーパーでは売ってませんでした。
ちなみに、当時の私の知識では、ドリッパーは台形が普通で、穴が三つのものと一つのものがある、といった具合でした。
なので、tecoのドリッパーを見た時、ちょっと変わってるな、とは思ったのです。
穴は三つなのですが、横に並んでいるのではなく、三角形になっていたのです。
また、台形のフィルターをはめると、ぴったりはまらず、少し浮き上がった感じになります。
けれど私は、これはこんなもんなんだろう、とそのまま使っていました。
コーヒー器具について、多少知識を得たあとも、やはり何も思わずに使っていたのです。

それが先日、YouTubeの動画で、tecoをめっちゃ不思議がっているものを見つけまして。
それが、下の動画です。

なお、コメント欄にかつて開発に関わったという方が詳細を寄せていて、私的にはそれを読んで、なんとなく納得、という感じでした。
tecoはもともと、かつての私のような器具に詳しくもない、どちらかというと初心者向けに、スーパーなどの量販店で販売されていたもののようです。
なので逆に、この動画の方のように専門的知識があって、器具はちゃんとした専門のお店で買うのが普通の人にとっては、初めて見るものだった……ということのようです。
あと、動画と開発者の方のコメントを合わせて読むと、このドリッパーは初心者にもおいしいコーヒーが入れられるように作られているのかな、とも思いました。
実は私、器具について知るようになってから、円錐型のHARIOのV60も買ったのですが(こちらも、誰でも入れやすいと聞いたので)、動画を見てふと、tecoだけでも充分だったのかな、と思ったのでした。

もう一つは、昨日、Twitterのコミュニティで知った話です。
これも元はYouTubeからのもので、めちゃくちゃ簡単に入れられて、すっごくおいしいコーヒーの淹れ方、というもの。

動画を見るとわかりますが、普段から「蒸らしが大事」とか、「3回ぐらいに分けて入れないといけない」とかを聞いて守っていた人間としては、目からウロコです。
ちなみにこれ、実際にやってみましたが、ほんとにすっごく甘くておいしかったです。

少し話はそれますが、私が毎日飲んでいるのは、スーパーでフツーに売っているものです。
ネット上では、コーヒーをドリップして入れるというと、スペシャリティコーヒーの話が多いですが、実際にはスーパーやコンビニで売っているレギュラーコーヒーを毎日飲んでいるって人も多いんじゃないかと思います。
ましてや最近は、コーヒーも高くなりましたし。
で、私が最近飲んでいるのは、スーパーの独自ブランドのもの。
色や味から推察するに、中煎りといった感じです。
私は苦味が苦手なので、袋に書いてある味の目安を参考に、なるべく苦味の少なそうなものを選んでいます。
そんなコーヒーなんですが、冷めて来るにしたがって甘味が増して、すご~くおいしくなって行く特徴がありました。

昨日、上記の淹れ方で入れたのもそのスーパーのコーヒーです。
いつも以上に甘味があって、冷めて来ると「このコーヒー、こんなにおいしかったんだ」とびっくりするぐらいでした。

ただ、動画でも言っているように、お湯の投入は一気にわーっと入れてしまう方がいいようです。
今朝、もう一度やってみたところ、ついいつもの調子でゆっくり投入してしまって、イマイチな感じになってしまいましたので。

あと、こういう方法で淹れる専用のドリッパーがあるってことも、驚きでしたね。
なんていうか、「コーヒーを淹れる」と一口で言っても、いろんな淹れ方があって、更にドリップ一つでもさまざまなやり方、レシピやらドリッパーやらがあるんだと、コーヒーの深さを思い知った次第でした。

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