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誰も知らない「親孝行の本質」

こんにちは、竜成です。

最近よくYouTubeで親孝行ネタの動画がおすすめに上がってきます。

そう言ったジャンルを検索した記憶は無いのですが、YouTubeのトレンドは家族ネタなのでしょう(僕だけ)

毎年父の日母の日がありますので、皆さんプレゼントあげたりしますよね。プレゼントに限ったことではないですが、親孝行を考えることはよくあると思います。




ところで、「親孝行」とはなんでしょうか?




僕は、【親を喜ばせること=親孝行】だと思ってました。


母に大学卒業する前、「55歳の誕生日にレクサス買ってやらぁ!笑」とお酒の勢いで行った記憶があります。(来年です...)

お酒の場でしたけど、本心でした。母が喜ぶなら、それでよかったので。

当然、父にもゴルフウェアを結構プレゼントしてます。


両親が喜ぶことであれば何でもしてあげたいなぁって思うので、事あるごとに、何かしてやろうって思います。


そう思う人も多いと思います。

間違いじゃないです、この感覚は。

ですが【親を喜ばせるコト=親孝行】が本質かと言われると、ちょっと浅いのかもしれません。


文章にすると分かりやすいですが、親を喜ばせるって「やり方」の話になりがちです。


【親孝行=パフォーマンス】と言っても過言ではないと思います。


では「想い」の方が大事なのか?


と言われると僕はNOと答えたい。本当はYESと言いたいですが、それだけじゃないんです。


「やり方」だけが親孝行じゃないとか、「想い」の方が大事とか、そういう話じゃないんです。



娘が生まれる前、妻のご両親を地元に連れていった時の2日目の夜。

僕の親友の両親(仲人親)も交えて、みんなでお酒を飲んでいた時、両親たちが、生い立ちや両親(僕らから見れば祖父母)の話をしていた時に気が付いたんですが、こういう家族間の話って「僕らと両親」だけの話じゃなくて

祖父母・曽祖父母・ご先祖様や、娘もひっくるめた『壮大なバックグラウンドがある出来事』なのかなって思います。


両親へのプレゼント(やり方)や両親への尊敬(想い)だけで済まされる話ではないのかなと思いました。


【親を思う心にまさる親心】という諺(ことわざ)があります。

子供が親を思う心よりも、親が子供を思う【慈愛の心】の方が深いということ。


親孝行 < 親心


ということです。


「想い」で親には絶対敵いません。
そのくらい、親→子の「想い」は強いです。


人間は感情の生き物で、一概に全ての家族がそんなにうまい関係を築けているとは思いません。


むしろ僕は恵まれている方だと思うので、ただただ感謝しかありません。


ただ、どんな物語があったにしろ、どうか捉えどう解釈するかで、全部変わります。


高校生の時に、

親父をぶっ飛ばしてやろうと思ったのも事実。

母親を何回も泣かせたのも事実。

親戚の一部で勘当があったのも事実。


全ての事実が、歴史(ご先祖様)を作っていて、自分たちの解釈が、未来(家族)を作ります。


話が逸れた、且つ、壮大になりましたが…


親孝行とは、そういった背景があると考えると、「やり方」も「想い」も必要で単発的なものではなく、永久的なものだと思います。

両親へのプレゼントも、尊敬も
自身が健康であることも
自身が幸せであることも
自分の子供の夢を応援することも
妻を愛することも


全て、親孝行なんだなって思います。

おわり

ライター:
山田 竜成(やまだ りゅうせい)
サラリーマン兼 夫婦系YouTuber
より良い夫婦のカタチ、家族のカタチを追求中。


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