Hiroyuki Fushitani

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Hiroyuki Fushitani

タイムアウト東京やってます。 https://medium.com/@originalblog

最近の記事

コロナが見せてくれた未来

一般社団法人 国際文化都市整備機構 (略称 FIACS)への寄稿文の転載 コロナ禍によって様々な変化がもたらされました。ここでは弊社が運営するタイムアウト東京がタイムアウトのグローバルネットワークから取り上げてきた記事を参考に、主なものを3つあげてみたいと思います。 まずは、『密の回避』。これまで最も価値が高かった「人が集まる」ということが180度翻って、「密はリスク」となりました。これによって疎を価値に変える、あるいは分散が価値ということになったのです。地方分散や分散型

    • 観光新時代ってどんなミライ?

      さて、新時代の観光を牽引することをミッションとして、2021年1月に発足した『一般社団法人 日本地域国際化推進機構』ですが、設立から3ヶ月が経過しました。当初はポストコロナを意識して活動の方向性を検討していましたが、最近では、そもそもコロナ禍があってもなくてもこの取り組みはやっていたなと思い始め、コロナ云々とは少し切り離して『観光新時代』ということをテーマに考えるようになりました。 もちろん、コロナ禍は今も私達の生活に大きな負担を強いてますし、未来に与える影響は計り知れない

      • ワクチンパスポート

        • コロナ禍の都市型農園

        コロナが見せてくれた未来

          緑ふやそう的な

          緑ふやそう的な

          道路開放した的な

          街灯がテラスに? 上野、湯島にアフターコロナの立ち飲みスポットが誕生上野、湯島で「3密」を避ける画期的な飲食スタイルが誕生した。2020年10月14日から始まった「ガイトウスタンド」と呼ばれwww.timeout.jp

          道路開放した的な

          台湾と育くむ新しい観光

          コロナ禍が収束したら......という、たらればの未来の話もいっこうに収まる気配を見せない状況のなかで、盛り上がりに欠けはじめた感がある。早ければ夏には......、遅くとも秋には......、年内には必ず......、希望的観測は次々と裏切られ、予定の後ろ倒しを余儀なくされている。 しかし、遂にコロナが収束し、インバウンドが再開できる時がきたとしたら、一体どういう人たちが1番のりでやってきてくれるのだろうか。 無料配信トークイベント『ニューノーマル、新しい観光』開催

          台湾と育くむ新しい観光

          ローカルの幸福と新しい観光

          コロナ禍で人間の活動が抑制されたことで、インドでは大気汚染が改善したり、ヒマラヤを望むことができたり、ガンジス川の水質改善が見られたりした。禍の主であるコロナが本来の地球の姿を見せてくれたことで話題となった。 無料配信トークイベント『ニューノーマル、新しい観光』開催 コロナ禍で見えたものは、これだけではない。自粛警察、歌舞伎町の夜の街問題や岩手県初の陽性者と所属会社に対する仕打ち、寛容であると思われた社会に潜む、不寛容さもまた浮き彫りとなった。 Go To トラベルキャ

          ローカルの幸福と新しい観光

          文化観光で切り拓く新しい観光

          コロナ禍の最中、2020年5月1日に、文化観光拠点施設を中核とした地域における文化観光の推進に関する法律(以下、文化観光推進法)が施行された。 この法律では、全国の博物館や美術館、寺社仏閣などを「文化観光拠点施設」と定義。地域でのWiFiやキャッシュレス決済、多言語対応などの整備や観光振興を進めるという。 無料配信トークイベント『ニューノーマル、新しい観光』開催 少し遡って、2017年には、文化芸術基本法が成立している。この改正では、初めて、文化芸術振興に加え、観光・ま

          文化観光で切り拓く新しい観光

          新しい観光の定義

          かつて、日本のインバウンド成功のアキレス腱と言われたのは、人々の外国人観光客を受け入れる気持ち=観光受容度の低さだった。 無料配信トークイベント『ニューノーマル、新しい観光』開催 インバウンドの増加とともに、外国人観光客のいる風景は次第に新しい日常となり、オーバーツーリズムやマナー問題などの摩擦を残しながらも順調に広がった。 しかし、2020年の東京五輪やその先の大阪万博に向けて、さらなる成長を、という矢先にコロナ禍に遭遇。再び観光受容度の悪化が危ぶまれている。海外から

          新しい観光の定義

          ニューノーマル、新しい観光

          コロナ禍は世界を強制終了した。国境は閉鎖され、移動を伴う観光は壊滅的な被害を余儀なくされた。未曾有の危機。苦しい状況には違いないが、再び目線を上げ、この危機を転じて好機とする術を考えなければならない。 2020年8月開催、トークイベント『ニューノーマル、新しい観光』 コロナ禍では、多くの企業が被害を被ったが、一方で、好調な企業もあった。なかでも気になったのがスターバックスとウォルマートだ。 FAST COMPANYの記事によれば、スターバックスは、コロナ禍で店舗閉鎖など

          ニューノーマル、新しい観光

          メタ観光とナイトタイムエコノミーの幸せな共犯関係

           GLOCOM六本木会議オンラインのウェビナー、『メタ観光はナイトタイムエコノミーを再興するか』が、2020年7月27日(月)18:00~19:00に開催される。 メタ観光とは何か。 メタ観光という言葉は、トリップアドバイザー代表取締役の牧野友衛さんが生み出したもので、そのコンセプトはもともと、KADOKAWAの玉置泰紀さんが構想していたものだ。 そこに私がジョイン。さらには、東京大学の真鍋陸太郎先生、GLOCOMの菊地映輝さん、そしてナイトタイムエコノミー推進協議会の

          メタ観光とナイトタイムエコノミーの幸せな共犯関係

          インバウンドはノアの箱舟になれるか

          訪日客数の増加とともに、「インバウンド・ツーリズム」という言葉は一般にも知られてきた。だが、その意味となると意外と考えたことがないという人が多いのではないだろうか。 実際、「ツーリズム(tourism)」を辞書で引いてみると「観光」とある。逆に、「観光」と引けば、「ツーリズム」とある。どちらも「観光」という意味だが、「ツーリズム」と呼ばれる「観光」はかつての「サイトシーイング(sightseeing)」とは使い分けされているようだ。 いろんな見方があるが、私はツーリズムを

          インバウンドはノアの箱舟になれるか