初めてのお付き合い【メンヘラちゃん】

僕の本当のお付き合いは
中学校三年生。

その他のお付き合い【後々出てきます】
などはさて置き、本当にイチャイチャしたり、リアルな彼女はこの子でした。

以下【メンヘラちゃん】と呼びます。

メンヘラちゃんとは中学校一年生からのお友達。

メンヘラちゃんは物静かな子でした。

目立つのが嫌いな子。

でも目立つのが好きなのお友達の為に放送部に入ってる様な子。

喋りも「ぼそぼそ」と喋る様な子でした。

僕は中学校二年の時にex.【後々出てくる子】とお付き合いをしており、ex.とメンヘラちゃんはお友達でした。

それをキッカケにしっかり話す様になったり、時には一緒に帰ってみたりと仲の良いお友達という感じでした。

メンヘラちゃんとお付き合いするキッカケは三年生になっても一緒に帰るようになった帰り道

メンヘラちゃん「付き合ってください」
との一言。

慣れてない僕は

「え???なんて?」と
もう一回言わせる鬼畜の所業

メンヘラちゃん「だから、あの、、、付き合って、、、ください」

予想外に起きてしまったアクシデント。
友人と思ってた、僕の二言目は

「ありがとう、お願いします」

!?!?
ほら、中三男子の脳は下半身と繋がっているので、文字通り二つ返事となってしまいました。

そんなこんなで【しっかりとした彼女】というものを手にした僕は浮かれモード爆発。

デートにデートを重ねます。

その当時、「世界の中心で愛を叫ぶ」が大流行。

映画を見に行こうという事で

二人でデートへ

後半に連れお涙頂戴な展開。

今なら泣かないよ!!!
そう!!!

泣かないっていうよ!!!

でもね。
15歳。

爆泣。

メンヘラちゃんもドン引きする程の

ドン引き。

エンディングでハンカチを渡される僕。

超泣いてる僕は遠慮せず拭きあげる。
当然彼女は泣いていない。

な、い、て、い、な、い

クスクスと周りからわらわれながら出た映画。
一生忘れない。

あの世界の中心で愛を叫ぶという映画


そんなメンヘラちゃんとは
一年ほどお付き合いさせて頂いた。

メンヘラちゃんは実は超潔癖性

キスも嫌がる

Dチューも。

男子中学生。

抑えられる精神力があれば
今や私は世界の王様。

クリスマスの夜

彼女は僕の家に泊まり
一つとなるのだけれど

僕「あれ?思ってたのと違う」

潔癖症の彼女は耐えているだけ。

僕「見てきたのと違うけど、、、女性の体って綺麗すぎるなあ」と
アホな感想。

そんな体験を経て、中学卒業。

しかしその前に

高校入試よりも困難が現れた

メンヘラちゃん
「別れよう」


「は?」

という唐突な話なのだ。

なんなら普通なカップル

メンヘラちゃんが
少し変な人だっただけ


「いやだ!どうしたら別れない!?」

メンヘラちゃん
「じゃあ私に関するテストを50問作ってくるから、45点を取ったら良いよ」


は?


勉強においてだが
僕はそこまで頭が良くなかったが

メンヘラちゃんの4倍点数は取ってた。

つまりそれだけメンヘラちゃんの点数は悪かったのだ。

そんな中教科外のテストで90%当てろというものだ。

鬼か???


「わかった。」
そういうしか無かった
その時は本当に好きだった。

そして後日
手紙に添えられた
テストが来た。

第一問
誕生日はいつ?
第二問
好きな色は?

と、、、

「なんだ、簡単じゃん」

そう思って問題をとき進める

第45問。
「高校行くにあたって一生一緒にいてくれる?」

「もちろん、イエス」

第46問
「○月○日に喋ったあの子との関係性は?」

「え?w」
と、、、
残り五問が爆発した様に
メンタルがヘラってる。

今思えば
本当にヤバかったと思うが

無事提出

そして答え合わせ。

合計43点。

メンヘラちゃん
「どうする?高校いっても付き合う?」


「付き合いたい!」

メンヘラちゃん
「わかった。」

との事で無事難なきを得た。

高校生になって
はや一ヶ月。

メンヘラちゃん
「やっぱり別れたい」


「なんで?」

メンヘラちゃん
「好きな人が出来た」


「なんで?女子校でしょ?」

メンヘラちゃん
「女の子を好きになった。」


「わかった、、、」

無茶苦茶泣いた。

そんなメンヘラちゃんとは
5年後再開して
真メンヘラちゃんと化していた。

これはまた後日お話しします。

でも生きててテストが出たのはこの子が初めてで最後だと思いました。

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