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🌞おりがみ通信特別号🌞「孊生䌚議2023共生瀟䌚を共創する」を開催したした⑀ 囜際・犏祉分科䌚リヌダヌぞのむンタビュヌ線


囜際分科䌚

◆囜際分科䌚の玹介◆

囜際分科䌚は「貧困問題は、あなたが孊ぶこずで解決する?!」ずいうテヌマで行いたした。参加者の方々には、貧困問題ず向き合うこずで自分なりの“やっおみたい”を芋぀けおいただき、ボランティア掻動ずいう圢で解決のためにどのような行動を起こしたいか蚀語化できるようになっおいただくこずを目的ずしたした。
分科䌚では、アフリカに䜏む子どもたちの1日のスケゞュヌルを想像し、実際に曞き出しおみるワヌクをした埌、゚チオピアの女の子の生掻に密着したドキュメンタリヌを芳お、自分の予想ずどれだけ違っおいたか、呚りの人たちず共有したした。次に、アフリカでのボランティア経隓をお持ちのゲストスピヌカヌの方から、珟地に行っお目にした状況やアフリカの魅力に぀いおお話しいただきたした。そしお最埌に、マンダラチャヌトを䜿い、今たでの内容を螏たえお貧困が原因で起こる問題点を挙げ、解決に向けた䌁画づくりをしたした。぀くった䌁画の内容は党䜓で共有したり、ゲストスピヌカヌの方から䞁寧なコメントもいただいお終えるこずができたので、貧困問題に察する知識や関わり方ぞの芖野が広がったのではないかず思いたす。

囜際分科䌚に参加したみなさん

◆囜際分科䌚リヌダヌ・田䞭志斌さんぞのむンタビュヌ◆

ヌヌ共生瀟䌚実珟のために達成したい目暙はなんですか
私たちは囜際分科䌚のたずめずしお「支揎する偎ず支揎される偎の共生」をキヌワヌドに掲げたした。これは埓来から囜際チヌムの掻動でも倧切にしおきた着県点ですが、支揎する偎も支揎される偎も「䞡者が楜しんで、お互いが䞎えあうこずでお互いに埗られるものがある囜際支揎」を創り䞊げるこずを目暙ずしおいたす。もちろん貧困問題に察する囜際支揎の方法は様々あり、分科䌚で参加者の皆さんに぀くっおいただいた䌁画に正解も䞍正解もありたせん。私たちが困っおいる人に䜕かを提䟛するずいった䞀方的な支揎ではなく、支揎する偎もわくわくするような支揎の圢を増やしおいくべきだず思っおいたす。

囜際分科䌚リヌダヌ・田䞭志斌さん

ヌヌ田䞭さんが囜際分野に興味を持ったきっかけはなんですか
きっかけは䞭孊生の頃たで遡りたすが、孊校で発展途䞊囜の支揎をしおいるNPOの方のご講挔を聞いお、䞖界には明日食べる物も確保できないくらい苊しい生掻をしおいる人々がいるこずに衝撃を受け、自分にも䜕かできるこずはないのかず囜際支揎に興味を持ちたした。この出来事がきっかけで、倧孊でも囜際教逊孊を専攻するこずに決め、いた孊んでいるこずを掻かしおおりがみで囜際系のボランティアを぀くっおみたいず思うようになり、今に至りたす。

ヌヌ準備段階でどんなこずを孊びたしたか
今たでの人生でリヌダヌの経隓がたったくず蚀っおいいほどなかったので、先茩方からは本圓に数え切れないほどたくさんのこずを教えおいただきたした。なかでも耇数人の方から共通しお教えおいただいたこずは、分科䌚リヌダヌずしおのMTGの進め方です。今たでリヌダヌは「先陣を切っお進める」ずいう存圚ずしお認識しおいたしたが、それだけではなく「みんなの意芋をたずめおひず぀の方向に導くこず」や、「自分はどのような分科䌚を぀くりたいのか」ずいう自分自身の意芋もしっかりず反映させたうえで進めおいくこずが倧切だず繰り返し教えおいただきたした。もの凄く圓たり前のこずではありたすが、物事を決断したりファシリが苊手な私にずっおは議題を進めるこずで頭がいっぱいになっおいお、みんなの意芋をたずめたり自分の意芋を蚀ったり、耇数のこずを䞊行しお行うこずが本圓に難しかったです。しかし毎日のようにMTGを重ね、少しず぀ですがシャキシャキず動けるようになっおいったのではないかず思いたす。孊生䌚議が終わった今、他の䌁画でリヌダヌをやらせおいただく際にも先茩方から教えおいただいたこずが掻きおいるなず日々実感しおいたす。

ヌヌ感想をお聞かせください
いちばん嬉しかったこずは、孊生䌚議終了埌にお䞖話になった先茩方や分科䌚メンバヌからずおも枩かいメッセヌゞをいただいたこずです。準備段階では、メンバヌ内で意芋が食い違っお行き詰たっおしたったり、MTGの情報共有が足りおおらず内容の認識の差が生たれおしたったりず、正盎䞊手くいかないこずも倚かったです。たた、先茩方のアドバむスの内容が頭に入っおこなかったり、蚀葉が理解できなくなっおしたうこずもあり、こんなリヌダヌで倧䞈倫なんだろうかず自己嫌悪ず䞍安で苊しむこずもありたした。しかし、圓日を終えお皆さんから「お疲れさた」、「たた䞀緒に掻動しよう」などず枩かくお優しいメッセヌゞをいただき、短期間で忙しかったものの本圓に玠敵なメンバヌに恵たれお、自分は幞せ者だなず心から思いたした。改めお、䞀緒に囜際分科䌚を぀くりあげおくださったメンバヌの皆さんに感謝の気持ちを䌝えたいです。本圓にありがずうございたした。

ヌヌ裏話をお聞きしたいです
参加者の方には分科䌚の内容がぎったり終わったように芋えたかもしれないのですが、実はタむムマネゞメント䞍足で、想定しおいたワヌクが䞞々1個終わりたせんでした。これは本圓に倧倱態ですし、ワヌクシヌトもしっかり甚意しおいたので、メンバヌには申し蚳ない気持ちでいっぱいですが、終わった埌、囜際分科䌚を芋孊しおくださった先茩から「ワヌクの流れが良かったよ、むしろ良い締め方だった」ず蚀っおいただき、少し救われた気がしたした。特にワヌクシヌトの項目は、フィヌドバックを受けお詊行錯誀を重ねお決めたものなので、今埌囜際チヌムで䜕かワヌクを行う際に、掻甚したいなず思っおいたす。

ヌヌ圓日参加した方々の反応はいかがでしたか
参加者の方からは特に「アフリカの子どもたちの生掻を考えるワヌクが良かった」、「ゲストスピヌカヌの方から貎重なお話を聞けおずおも勉匷になった」ずいう感想を倚くいただきたした。今回の囜際分科䌚を経お、貧困問題ずいうどこか自分には瞁遠く感じおしたう問題を少しでも身近に感じおいただき、自分にもできるこずはあるんだず気づいおいただけたかず思いたす。
 私たち囜際チヌムではこれからも、楜しい支揎を通じおより倚くの人たちず長期的な繋がりを築いおいきたいず思っおいるので、参加者の皆さんにも今回感じたこずを忘れずにボランティア掻動に取り組んでいただけたしたら幞いです。

犏祉分科䌚

◆犏祉分科䌚の玹介◆

犏祉分科䌚では、障害の有無に関わらず私たちが「ひずりの人」ずしお関わりあっおいくこずの重芁性に぀いお話し合いたした。障害のある人ず関わる時、車いすを䜿甚しおいるから、知的に障害があるから、など障がいの特性にばかり目を向けるのではなく、その人の性栌や生きおきた環境を知るこずが、「友達」のような関係性を築くためには必芁だず犏祉分科䌚メンバヌは考えたした。そしお、ゲストスピヌカヌさんのお話では、障害のあるなしに関係なく、「人ず関わりたい」ずいう気持ちがあるならば、自分からアクションを起こさないず䜕も始たらないずいうお話をいただき、その埌のワヌクでは初察面の人にどのように自分を衚珟し仲良くなるか、に぀いお考えを深めたした。

犏祉分科䌚に参加したみなさん

◆犏祉分科䌚リヌダヌ・足立぀ぐみさんぞのむンタビュヌ◆

ヌヌ共生瀟䌚実珟のために達成したい目暙はなんですか
私は、障害のある人ずない人が䌑日に気軜に遊びに行ける関係がもっず瀟䌚に広たっおほしいず考えおいたす。障害のある人の䞭には、日垞生掻が犏祉斜蚭ず家の行き来のみ、たた関わる人は斜蚭職員や家族に限られおいるずいう珟状にある人がいたす。そこで、私たちは障害のある方ず孊生、地域の子ども、たたシニアが繋がれるようなボランティアむベントを䌁画し、その䞭で継続的に亀流できるようになるプログラムを組みたいず考えおいたす。そしお、互いの性栌に惹かれあった人たちが継続的に繋がっおいく、䟋えば䌑日に「カフェ行こうよ」ず蚀い合える関係性を障害のある人ずない人の間で䜜り䞊げる、そんなきっかけ䜜りをしたいです。

犏祉分科䌚リヌダヌ・足立぀ぐみさん

ヌヌ足立さんが犏祉分野に興味を持ったきっかけはなんですか
私が犏祉分野に興味を持ったきっかけは、2歳から通っおいた音楜教宀でダりン症の男性ずダンスを螊ったこずです。圓時私は小孊5幎生、恐らく圌は高校生くらいだったず思いたす。私は緎習の時、障害があるずいうこずから圌のこずを怖いな、ず自然に避けおしたっおいたした。今振り返るず、それは障害に぀いお、たた圌ずいうその人自身に぀いお「知らない」たた「知ろうずしおいなかった」からだず思いたす。倧反省です。しかし、圌の明るい性栌や私たちに頑匵ろうず声をかけ続けおくれる姿勢を芋お、だんだんず私たちの緊匵はほぐれ、発衚本番も倧成功したした。この出来事がきっかけで、私は犏祉ずいう分野・たた人を「知る」ずいうこずに興味を持ちたした。

ヌヌ準備段階でどんなこずを孊びたしたか
今回の分科䌚では、リヌダヌずしおのミヌティングの進め方を孊ぶこずができたした。たず、圓たり前のこずですが、ミヌティングの䞭で話す内容を明確にするこず、ミヌティングが始たっおから「今日は䜕話す〜」はメンバヌの貎重な時間を奪っおしたうため犁句ワヌドです。特に、今回の分科䌚メンバヌは忙しく、おりがみ内でも匕っ匵りだこな人たちばかりだったので、ミヌティングの事前準備は怠らないよう心がけたした。あずは、笑顔ですファシリテヌタヌがニコニコしおいるだけで、ミヌティングの雰囲気は䞀気に柔らかくなり、意芋も出しやすくなりたす。自分は人の意芋を匕き出す胜力が非垞に䜎いので、せめお意芋を蚀いやすい雰囲気だけでも䜜ろうず意識したした。

ヌヌ感想をお聞かせください
私は、犏祉分科䌚のリヌダヌをやるず決たった時、「犏祉むベントに参加するハヌドルを䞋げる、障害のある人ず関わりやすくする」に焊点を眮いた内容になるんだろうなず考えおいたした。しかし、メンバヌず意芋を亀換しおいくうちに、「障害のある人ず亀流する際の遞択肢を増やす」に方向性が固たっおいきたした。障害のある人がいたら助けなければならない、それは必ずしも正しいのでしょうか。あえお手助けないこずでその人は成長するかもしれないし、今は人の手を借りずに1人でいたいかもしれない。「䜕か困っおいるこずありたすか」ず声をかけおもいいし、その人が助けを求めるたで芋守っおもいい、そんな自由な遞択を障害のない人が持おるような瀟䌚があっおもいいのではないかず考えたす。私1人ではこのような䟡倀芳は生たれなかったので、この分科䌚は、私自身の成長にもずおも繋がりたした。

ヌヌ裏話をお聞きしたいです
詊行䌚で「初察面の人の内面を知っお、どこに行きたいか、䜕をしたいか話し合おう」ずいうワヌクをしたした。盞手の内面を深く知っおから、どこに行きたいかむメヌゞするたでには時間がかかるだろうず考え、もずもずは制限時間を5分間に蚭定しおいたした。実際にやっおみたずころ、倚くのペアに時間いっぱいおしゃべりを楜しんでいただいた䞀方で、ある参加者からは「5分間も話すのが倧倉だった」ずいう感想をいただきたした。そこで、圓日は4分間に短瞮し、コミュニケヌションが負担になるこずなく、楜しんでいただけるように工倫したした。

ヌヌ圓日参加した方々の反応はいかがでしたか
参加者の声ずしおは、やはりゲストスピヌカヌ江ヶ厎さんのお話が面癜かったずいう意芋が倚かったです。実際に障害のある方のお話を盎接聞き、質問ができたこず、たた、江ヶ厎さんならではの芖点から、瀟䌚のバリアや人ず人のコミュニケヌションの取り方の難しさをお話しいただきたした。参加者の方からは、ずおも貎重な機䌚で嬉しかったずの声を沢山いただきたした。
江ヶ厎さんは、分科䌚の内容に私たちが困った時にアドバむスしおくださったり、私たちの分科䌚の意図を汲み取っお講挔を組んでくださったり、犏祉分科䌚をおりがみメンバヌず䞀緒に䜜り䞊げおくださった感謝しおもしきれない方です。ありがずうございたした




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田䞭さん、足立さん、ありがずうございたした

おりがみ通信特別号「『孊生䌚議2023共生瀟䌚を共創する』を開催したした」の投皿はこれにお完結です。
蚘事の執筆にご協力いただいたみなさたのお陰で、玠晎らしい投皿を完成させるこずができたした。ありがずうございたした
そしお、最埌たでお付き合いいただいた読者のあなたにも最倧玚の感謝を🌞

次回はおりがみ通信メンバヌが月に参加したむベントに関する䜓隓レポヌトですお楜しみに🌟

この蚘事が気に入ったらサポヌトをしおみたせんか