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都道府県別 外国人観光客数の可視化

RESAS - 地域経済分析システムを使って、2020年 1-3月期の外国人観光客の人数を可視化してみました。

RESAS - 地域経済分析システム

1-3月期というウィンタースポーツのシーズンのということもあり、北海道の観光客は多いですね。

また、東京 / 京都 / 大阪といったThe観光地といったところも人数が多いことが見て取れます。


千葉県に外国人が集まる

一方、千葉県も赤く塗られていることに気づきました。
東京都が1,201,170人であったのに対して千葉県は932,229人でした。

RESAS - 地域経済分析システム

千葉県が公開している令和2年千葉県観光入込客調査報告書に掲載されている外国人宿泊者数を見てみると、千葉県のなかでも1位が成田市、次いで2位浦安市が多かったです。

令和2年千葉県観光入込客調査報告書(一部編集)

成田市が多いのは成田空港の利用者関連で、浦安市はディズニーリゾートの利用客だと予想がつきます。

ディズニーリゾートのような観光地に外国人が集まることは予想がつきましたが、観光ではなく空港付近に一旦滞在する外国人も多数いることは盲点でした。

観光地を充実させるだけではなくて、観光地に行くために一旦落ち着ける場所(ホテル、空港設備など)を拡充させることが外国人観光客を誘致するためには必要なのかもしれません。

市区町村レベルで外国人観光客の人数を見ていくことで、どのような移動手段や行動をしているのかなど、より細かい動きが見えてきそうです。

行政が提供しているデータも見ながら今後も分析をしていきたいと思います!


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