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便利な展示用品・道具まとめ     *現在進行中のマガジン*

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美術展示に限らずお店のディスプレーや自宅のお部屋でも行えるような機能性高く、出来るだけ簡単にスタイリッシュに見せれる展示方法を自身が使った経験から紹介していきたいと思います。。 … もっと読む
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詳細をご覧になりたい場合はリンクから記事に飛べます。 使用例も画像で載せていますので、参考にしていただけると嬉しいです。 ネオジウム磁石ピンクリップ黒ガムテープ ひっつき虫壁美人(壁を傷つけにくいフック)ワイヤーフック虫ピンアクリル板コマンドタブ 【スチレンボード】【ドット糊】

【電ドラボール】⇨電動と手まわしの両用使い。画期的なドライバー。

今回紹介するのは電ドラボール。 *正式名称:充電ドライバー 充電式の電動ドライバーとして使え、さらに手回しとしても使えるドライバー。正転、逆転はスイッチで切り替えられます。 上記の写真のものはコーナンブランドの商品です。 主流はVESSEL(ベッセル)というメーカーの商品。 *いくつかのメーカーから発売されていますが、機能はほとんど一緒。 トルクの強さや、回転速度、ブレーキ機能が有無などの違い。 割と値段の高い電動ドライバーやインパクトドライバーよりも安価で持ち運びや

【ハンディラップ】⇨跡や傷を残さない。手軽でスピーディーな結束。

今回は梱包やちょっとしたものをまとめるのに便利なハンディラップを紹介します。 透明なフィルムでクルクルと包むようにまとめることができます。 サランラップのようなものと認識してください。 養生テープなどの糊残りが気になる物や、紐で縛りにくい物、専用の入れ物や袋がない場合に使用すると良いです。 使い方⬇︎このような感じで使います【動画】 *下記の画像のものをハンディラップでまとめました。 ハンディラップのメリット&デメリット ⬇︎このようにまとめられます。 ⬇︎ビス、

絵の額について(仮額と本額)

今回は額についての記事です。 簡単な取り付け方と構造もこの記事で紹介しています。 *額の使用者目線での記事ですので、額の専門用語などは省きます。 額には大まかに仮額と本額があってそれぞれ用途が異なります。 《仮額》*制作者のための保護用額 主にコンペや公募展に出展する際に使用され、個展やグループ展での展示の際にも使用されます。大きな絵画(50号以上)に使用されることが多いです。画面保護のアクリル板がついていないため、直接画面に触れることができてしまう。仮額の方が本額より

【ピンクリップ】⇨展示する作品を傷つけない。展示に使える便利アイテム。

明日から使える便利な展示用アイテムを紹介したいと思います。 今回はピンクリップ。 簡単に言えば虫ピンと小さいクリップが合体した様なモノです。 これとっても便利で、あと手の凝った展示の仕方に見えるのもグッド。 この様な感じで固定できます。壁に刺して、作品等を挟むだけ。 壁に刺さりにくい時は、予め画びょうなどで下穴開けてから刺すと余計な力使わなくて済みます。 ピンクリップもうまく展示に使うとスタイリッシュに展示ができ、お洒落な空間を演出できます。自宅でも使いやすいと思い

【ネオジウム磁石】⇨パッと展示、パッと外せる。展示に使える便利アイテム。

明日からでも簡単にできる展示方法を紹介します。 僕は作品展の設営がある時は必ず持っていき、そしてあらゆるシーンで活躍します。国民一人当たり1セット持っていても良いくらいだと本当に思いますww くっつく力が割とあればどんなマグネットでも良いと思いますが、僕がよく使うのは 小さくて、そこそこ磁力あるので使いやすくてよく使っています。 下図の様に使います↓ 壁面がボードの場合は下記の様に先に画びょうを刺しておいて、紙をマグネットで挟んで固定しているという形です。 展示物な

【黒ガムテープ】⇨黒く塗装するよりも早い。展示に使える便利なアイテム。

今回紹介するのは【黒ガムテープ】です。 こちらのガムテープは主に撮影や劇場の道具さんなどがよく使用されるものです。(暗幕の固定や土台部分などに使用) このテープはとても便利で、大まかな用途としては、 です。 しかもマットブラックというところも良く、光を反射させにくいのでとても使いやすく重宝しています。 私は美術の展示やインスタレーションの設営などには必ず持っていくようにしており、現場に1つあればいざという時に安心です。 粘着面⬇️ 粘着面の感じは布ガムテープに近

【虫ピン】⇨見えないピンで展示をスタイリッシュに。展示に使える便利なアイテム。

今回は【虫ピン】の紹介です。 虫ピンは美術の展示にも比較的使用されます。スチレンボードやキャプションを展示する際や小さな作品の壁面展示、作品の補強、傾きの補助としてなどで活躍します。 虫ピンの説明⬇︎大きさや細さはこの様な感じです。 ⬇︎壁に刺した状態 虫ピンのメリットとデメリット*画びょうの様にも使用できますが、虫ピンは長さがあるのでその特徴をうまく活用して使うと良いです。 *紙ものに関しては大体のものが固定できると思いますが、少しでも重さがあるものは虫ピンが負けて落

【ドット糊】⇨貼って剥がせる贅沢。展示に使える便利なアイテム

今回はフィルムルックスというメーカーから出ているグディローラードットという商品を紹介したいと思います。 簡単に説明すると手軽に使えるテープ糊です。しかし一般的なテープ糊とは違い糊の部分がドット(粒)になっています。そしてなんといっても剥がす際に紙を傷つけずに取り外すことができ、さらに糊残りは指で擦るとカンタンに撮れるという優れものです。 一応額装用として販売されていますが、デリケートな紙もの(絵、イラスト書、写真)を壁に展示したりすることも可能です。作家さんでは写真家や版

【スチレンボード】⇨紹介文やキャプション等で活躍。展示に使える便利なアイテム。

今回は展覧会の掲示物にも使える【スチレンボード】を紹介しようと思います。 スチレンボードと紹介していますが、呼び名は数種類あり、(のりパネ)(ハレパネ)(ピタパネ)などいくつかの名前で商品として販売されていますが、どれも同じ様な商品です。*この記事ではスチレンボードと呼びます。また〈片面のり〉〈両面のり〉〈のりなし〉があり、購入の際は必ず確認してください。厚みは3〜5mmが一般的です。 スチレンボードは美術の展覧会でもよく使用されます。展覧会の概要文や作品名(キャプション

【コマンドタブ】⇨コンクリート、木の壁などにも強接着。展示に使える便利なアイテム

今回は展示に使える両面テープ【コマンドタブ】紹介記事になります。 両面テープは様々なシーンで使用されると思いますが、このコマンドタブはかなりガッチリと接着してくれるので壁面の展示にも使用できます。生コンうちっぱなしの壁やタイル、木材の壁、ガラス、プラスチックにもしっかりと接着してくれます。 ⬇︎この様なパッケージで販売されています。 ⬇︎説明等 ⬇︎簡単な開封動画。こんな感じのものになります。 ⬇︎Mサイズは指と同じくらいの大きさ。 コマンドタブのメリットとデメリ

【アクリル板】⇨デリケートな画面の作品は押さえて展示。展示に使える便利アイテム。

今回はアクリル板を使って平面作品を展示する方法をご紹介します。 紹介する方法は額装されていない画用紙やイラストレーションボードなどの作品を展示することができます。 *アクリル板を切る作業から紹介していますが、アクリル板をネットで購入したり、ホームセンターなどで購入する場合は注文すればカットもしてくれますので、あらかじめ必要な大きさにカットしてもらっておくと①の作業を簡単にすることができます。(穴あけは自力で行わないといけないかもしれません) アクリル板は厚さ1mmから5m

【壁美人】⇨壁も展示も美しいままで。展示に使える便利なアイテム

今回はボード壁に取り付けるタイプのフック【壁美人】を紹介です。この商品は壁を傷つけにくく、重みのあるものでも使えます。 この様なパッケージで販売されています。 ⬇︎内容物(専用のホッチキス貼り付きです) 透明のプレートの様なものは取り外せるので、交換できます。 メリットとデメリット*穴がホッチキスの数×2は開いてしまうのですが、誤魔化すことができそうなくらいの大きさなので修復できそうです。(後日修復方法を掲載したいと思います。) *ボード壁で割と重さのあるものを固定でき

【ひっつき虫】⇨軽いものに大活躍。展示に使える便利なアイテム。

今回は便利なアイテム【ひっつき虫】の紹介です。 こんな感じのパッケージで販売されています⬇︎ 開封時から動画で撮ってみました⬇︎ ひっつき虫のメリットとデメリット*屋外の使用にはあまりお勧めしません。想定は室内使用です。 *ひっつき虫の交換時期は黒くなって汚れてしまった時や、ゴミを含みすぎて粘度が減ってきた時です。 個人的にはとても便利で多用していますが、壁に展示する時に少し重いなと思うものには使用しない様にしています。紙もの(チラシやポストカード、スチレンボードなど