【虫ピン】⇨見えないピンで展示をスタイリッシュに。展示に使える便利なアイテム。
今回は【虫ピン】の紹介です。
虫ピンは美術の展示にも比較的使用されます。スチレンボードやキャプションを展示する際や小さな作品の壁面展示、作品の補強、傾きの補助としてなどで活躍します。
虫ピンの説明
⬇︎大きさや細さはこの様な感じです。
⬇︎壁に刺した状態
虫ピンのメリットとデメリット
*画びょうの様にも使用できますが、虫ピンは長さがあるのでその特徴をうまく活用して使うと良いです。
*紙ものに関しては大体のものが固定できると思いますが、少しでも重さがあるものは虫ピンが負けて落ちたり、壁から抜けたりしますので注意してください。
〈動画〉虫ピンの固定の仕方
手で刺すと浅くしか刺せないので、小さめのハンマーがあると深めに刺しやすいです。
虫ピンを使った展示例 (壁面に展示してみた)
まず、虫ピンを2本刺します。
⬇︎色紙を虫ピンの上に乗っける様におきます。
(穴を開けられない様なものや作品などを展示する方法です。)
⬇︎正面から見た時。
虫ピンはそんなに目立ちません。
⬇︎虫ピンは折り曲げることができます。
⬇︎折り曲げて展示してみると・・・こんな感じ。こちらの方が落下しにくいです。
さらに不安な場合は色紙の裏面にひっつき虫を使用すると、より確実に固定できます。
⬇︎虫ピンの刺した後の穴
その他の使い方
虫ピンは曲げたり、クリッパーで切ったりすることも可能なので意外なところで活躍してくれます。壁から作品がずり落ちない様に補助として使用したり、ひっつき虫で固定した作品の補助としても使用したりします。
細くて、小さいので目立ちにくく展示(見た目)の邪魔をしません。スタイリッシュに展示をしたい場合は1箱持っておくと便利です。
⬇︎動画内で使用しているものに近いもの
⬇︎ひっつき虫について(記事)
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京都府在住。画家(アクリルor膠彩画)。現代社会に生きながら、人々の痕跡を見て暮らしています。人が沢山いる所に居ても、なぜか寂しくなるだけ。だから『何か』をして楽しみたい!というのが行動動機です。