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社会の底辺からこんにちは

エッセイを書き始めて今年で、3年目を迎えます。
自らブログを開設してから1年が経ち、そして新たなチャレンジとしてnoteを開設しました。

「社会の底辺からこんにちは」は、ワタシが開設したブログのタイトルになっています。
エッセイを書き始める前、ワタシは地獄のどん底に落ち、そしてある日を境に社会の底辺のような生活を送るようになりました。

幼少期からの夢であった保育士を辞めざるを得なくなり、いつしか生きる希望を見失ってしまったのです。
「結婚」という幸せの絶頂を迎えるときに、うつ病と摂食障害で苦しんでいたワタシは、幸せよりも絶望感の方が強く、常に頭の中では「消えてしまいたい」と思っていました。

それでも人生を共にする相手としてワタシを選んでくれた彼には、感謝しかありません。ただあの時のことを振り返ると、毎日が抜け殻のようで、家の電球をただ眺めるだけの1日を過ごしていました。
そんな時に始めたのが、エッセイだったのです。

今まで言えなかった気持ちを書いて、苦しい胸の内を吐き出す。
そんな作業をパソコンに向かい、やり続けていきました。
文章を書いている間だけは、辛い気持ちが少しだけ和らいでいくような気がしたのです。
楽しかったことを思い出して、子どもたちと過ごした日々を抱きしめて・・・。
毎日毎日文章を書き続けていました。

そうやって少しずつ前を向く方法を模索して、今があります。
ただワタシの病気は治ったわけではなく、今でも上手に付き合っていく方法を探している最中です。
あの時の苦しみから解放されたわけでもなければ、いつまた同じように心を閉ざしてしまいそうになるかもわかりません。

けれども、保育士以外に新たな夢を持ち始めた今、もう少しだけ「生きてみようかな」と思えるようになってきています。
同じような苦しみの中で必死に生きている人がいるのなら、流れが早すぎる社会のなかで、なんとかしがみついて生きている人がいるのなら、そんな人たちにそっと寄り添える物書きになるのが、ワタシの今の夢でもあります。

あらゆることに頑張りすぎている人ほど、心の中にあるものが突然ポキンと折れてしまうことがあります。
そんな人たちに、「もう十分だよ。あなた自身を大切にしてあげてほしい。そして今の自分をどうか愛してあげてください」そう伝え続けていきたいと思います。

そしてその言葉をかけている自分自身にも、伝え続けていきたいから。
「あなた自身を大切に、そして頑張りすぎている自分を抱きしめてあげてね」って。


皆さまに少しでも寄り添えますように・・・。
もしよければこちらも読んでいただけると、嬉しいです。

オリエンタル納言

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