愚痴について語らせて。

いやぁ、わたしも好きだよ。愚痴るの。

だって、いろんな気持ちに理屈なしになるのが人間だし、異なる考え方も見方を変えれば全部あってるし、色んな人がいるだけで考えも違うし、そんな中で衝突は絶対生まれるし。愚痴を持たないなんて無理だし、愚痴を持つのは自由だよ。なんか理由はないけど気に食わないやつはいるじゃない。自分が悪いのに怒られてなんだあいつってなることもあるじゃない。あとは理不尽なこともいろいろおこるじゃない。
しかもさ、その愚痴を演出家みたいにいい感じに台本にして、その台本を頭の中にそっと準備して、酒場に向かう、そこはステージで、気心知れた人は面白おかしく聞いてくれて、それで笑ってくれたらわたしもハッピーだし、聞いてくる人もハッピーじゃないの。もしまじで辛くて泣きながら愚痴ったっていいじゃない。きっと目の前にいる人は慰めとか、助言とかくれる。ぜったいに。それで明日も生きていけるならいいと思うぜ。

いやなんだろう、愚痴を持つのも言うのも悪いとおもわないのよ。なにが嫌なんて人それぞれだし、さ。　たとえそう思うのが少数派だったりしても。

たださ、言うタイミングとか内容によっては聞いてて嫌な気分になることもあるよね。「それ言って意味ある？」っていう。例えば職場で働いてる中、愚痴るのはどうよ。システムだぁ、上層部の体制づくりだぁ、他の部署はいいよなぁ、なんだかんだ、いや分かるんだ分かるんだけど、そんなの今言って変わるなら私も参加するよ、いやでもみんな今大変じゃん、コロナで働きかたも変わって試行錯誤じゃん。もちろん、そこで愚痴を持つのもいいと思うけど、愚痴を愚痴として言う場所じゃないし、私たちは敵じゃないじゃない。職場では愚痴は意見に変えるべきじゃん、と思ってしまうのよ。

そしてそれを自分より立場が上の人が言ってるのは嫌な気持ちになってしまう、聞いてて。

でもこれは、私が職場に理想を求めすぎなのかもしれない。愚痴を職場の人と共有しながら働くことで、明日もなんとか働けるのかもしれないしね。考え方は人それぞれだし。

今日は聞いてくれてありがとう。明日も私は働けます。