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餃子のまちに住んで、餃子を焼く楽しさを知る

宇都宮に移り住んで、まもなく12年になります。

独立したばかりの彼(のちの主人)の力に少しでもなりたいと、保育士を辞めてこの街に飛び込みました。家族も、友達も、知り合いも誰もいない、初めての街。最初は不安と寂しさでいっぱいだったけど、次第に居心地の良い場所になっていきました。

宇都宮に住み始めてよかったことがたくさんあります。

細々ながらも仕事が順調なこと。栃木県の自然や歴史に触れることができたこと。新鮮な野菜や果物がすぐに手に入り、食生活がゆたかになったこと。
また、ロードバイクを知り、自転車仲間ができたこと。自転車競技の楽しさを知り、夢中になれたこと。

そして、もうひとつ。餃子を焼く楽しさを知ったことです。

餃子のまち宇都宮

わたしは元々料理があまり得意でなく、餃子を焼くのが大の苦手でした。焼き方がイマイチで焦がしてしまったり、皮が破れてしまったり、盛り付けもボロボロだったり…。なので餃子といったら中華料理屋さんで食べるもの、でした。

しかしながら、宇都宮は言わずと知れた、餃子のまちです。街中を歩くと、いたるところに「宇都宮餃子」の黄色いのぼり。平日のお昼時も週末も、お店の前には長い行列が出来ています。

野菜たっぷり、宇都宮餃子

宇都宮餃子の特徴は、白菜などの野菜がたっぷり入っているところ。そのため、ひき肉やニンニクの量が控えめで、さっぱりしていてヘルシーなんです。

主人もわたしもその美味しさにハマってしまい、10日に一度は餃子を家で食べています。

宇都宮餃子にはたくさんの種類があって、焼き方もさまざま。また、同じ餃子でも、毎回仕上がりが変わります。羽ができたかと思えば、ひとつずつパラパラと焼けたりと、焼き加減で変わる餃子が面白くて。
なんといっても、どの餃子も美味しいので、ちょっと失敗しても味が全部カバーしてくれるのです。

こうして何度も何度も試しているうちに、餃子を焼くのが楽しくなりました。

そうだ。ちょうど週末に餃子を焼いたので、我が家の様子をほんの少しお届けしますね。

キング餃子

この日の餃子は、手もみ麺・キング餃子 彩花てもみめん・きんぐぎょうざ さやかさんのキング餃子
「和豚もちぶた」とキャベツをメインに使った餃子で、食べた瞬間に八角のかおりが口いっぱいに広がる、最近お気に入りの餃子です。

キング餃子の特徴はというと、

宇都宮餃子会公式サイトより引用 https://www.gyozakai.com/shop/44

皮が厚くて、とにかく大きい。写真では伝わりにくいのですが、ひとつの大きさが、なんと通常の餃子の約3倍の60gです。

ちなみに、お値段は10個で税込980円。有名な宇都宮みんみん(通常の大きさ)が、1箱30個入りで税込1,250円なので、キング餃子のほうがややお手頃価格かと思います。

ていねいなレシピ付きです。

お店によって餃子の焼き方が微妙に異なるので、基本はレシピどおりに焼きます。慣れてくると、自分の好みで焼きますけどね。


では、調理スタートぅ٩( 'ω' )و


①フライパンを軽く熱してごま油をひき、餃子を2~3ミリあけて餃子を並べます。

②餃子が半分くらい隠れるまで水を入れ、強火にします。

じっとプライパンを見る

③蓋をして沸騰したらそのまま4~5分ほど、お湯がなくなるまで蒸します。

途中で蓋を開けたくなけれど、がまんがまん。

④お湯がなくなってきたら、蓋を開け、仕上げのごま油を少々、回すようにひきます。

油をひく目安は、フライパンから「チリチリ」と音がし始めたとき。水分がなくなって、かすかに油がはねる音がしてきます。

ただ今回は水が多すぎたのか、なかなかお湯が減らなくて、フライパンからは「ぷすんぷすん」と音がするばかり(;´∀`) 火にかけてから10分以上経っていたので、蓋を開けてみることにしました。

すると、皮の粉が溶けて、でんぷん状になっていました(;´∀`) もう少し我慢して待っておけばよかったなと思いつつ、もう蓋開けちゃったし…

ということで、この状態のまま上から胡麻油を軽くひきました(B型)。

⑤蓋をして中火で3分焼き、その後とろ火で2分蒸します。

油をひいたら、あとは仕上げへまっしぐらです。ただ、水分がまだ残っていたので、強めの中火でじっくり焼きました。すると、次第にこうばしい香りが漂ってきました(∩´∀`)∩

そして、待つこと6分。蓋を開けてみます。


じゃーん!


⑥お皿に盛りつけて完成

さあ、いよいよお皿に盛りつけます。
フライ返しを餃子の下にもぐり込ませて、くるりと一周すると、フライパンの上で餃子のかたまりが、すーっと滑ります。

ここまでくれば、もう完成したも同じ。お皿をフライパンの上にかぶせて、両手を使って一気にフライパンをひっくり返します。

そおれえ!!(重)


皿(直径28センチ)が見えない

もう少し焦げ目をつけたかったなあ。自分的には、焼き加減75点です。

でも、焼き目はかりっと、皮はもちもち。そして中はジューシーで、とてもおいしかったです(*´▽`*)


【おまけ】 宇都宮餃子を食べるならここ! 来らっせ本店

最後に、宇都宮餃子のおすすめのお店をご紹介いたします。

それは来らっせきらっせという、宇都宮餃子会が運営している直営店です。広い店内には常設店舗や日替わり店舗が設置されていて、宇都宮餃子を食べ比べできるイートインスペースがあります。市内の店舗を一軒一軒回らなくても、ここで食べられます。

また、お土産コーナーも充実していて、たくさんの宇都宮餃子が販売されています。観光客はもちろんのこと、自宅用として購入する地元の方も多いですよ(о´∀`о)

最後までお読みいただきありがとうございました!

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