まぼろしのいちご とちひめ
先日、県外に住む主人の知り合いのご家族から、珍しいいちごをいただきました。
なんでも、真岡市にあるいちご園で、いちご狩りをしてきたとのこと。そして苺がとてもおいしかったからと、わざわざ遠回りをして我が家まで届けてくれました。
真っ赤な箱を開けてみたら、入っていたのはなんと
幻の苺ですって…!
名前は知っていたものの、とちひめはスーパーでも近所の直売所でも見たことがありません。うわー、これはうれしい!
いただく前に、とちひめについて調べてみました。
◆とちひめの特徴
とちひめは「栃の峰」と「久留米 49 号」を交配してできた苺で、平成13年に品種登録されました。
糖度は8度ほどでそれほど高くはありませんが、ほかのいちごに比べて酸味が少なく、そのぶん甘さが際立ち、多汁で食味が良いのが特徴となっています。
大粒で甘くてジューシーと、美味しい要素を兼ね備えた苺です。ただ、果肉が軟らかいため、輸送性が低く、市場出荷には向かない品種となっています。
現在、栃木県限定で栽培されていて、生産農家は20軒ほど。いちご狩りや直売所での販売向けの品種となっており、産地でないと食べられない、希少な苺です。
栃木県民ですらお目にかかることのない、まぼろしのいちご。いただく前に、記念撮影です。
とちおとめよりも大きくて、赤い色。そして触った感じは、表面が少しやわらかめでしたね。確かに、ちょっと触れただけでも、すぐに傷んでしまいそう…。
そーっと向きを変えてみます
アップにしてみます
そして、いよいよ幻の苺「とちひめ」をいただきまーす! ぱくり。
あま~い!!!!
これまで食べたいちごの中でスカイベリーがダントツでしたが、それを超える甘さです。いちご特有のすっぱさがどこにもなく、砂糖をかけているのかと思うほど、ただひたすら甘い。
そして食感は、想像していたよりも弾力がありました。例えるなら、熟れる前のやや硬いキウイフルーツ。しっかりと歯ごたえがあって、噛むたびに口の中で果汁がじゅわっと広がります。
おお、これは、まぼろしのいちごだ…!!! 主人とふたり、意見が完全に一致しました。
県内でもめったに出会うことのない、希少ないちご「とちひめ」。
大事に大事にいただきました(*´▽`*)
そうそう。いちごが入っていた箱がとても可愛くて、なかなか処分できません…。
🍓おいしいいちご🍓
参考
栃木の観光いちご園へ🍓
最後までお読みいただきありがとうございました。
栃木県のいちご狩りのシーズンは、今が真っ盛り。観光いちご園は、5月中旬まで開園しているそうですよ。