140文字の読書感想文を書く 3
今年からTwitterに140文字の読書感想文を書いている。
読書する習慣がついてきたと思う。
外出の際は本を一冊持って行き、リビングや寝室、トイレに浴室と、部屋には何かしらの本があって、隙間時間にページをめくる。
最近、おもしろい本は最後が近づくにつれ、終わってしまうのがもったいなくて読めなくなる。この感覚はいつぶりだろう。手元には、残り10ページで止まったままの本が数冊ある。
スローペースではあるが、読んだ本が少しずつ増えてきたので、noteにまとめておく。
13.団地と移民 安田浩一
高度成長期に各地に建設された公団住宅の今とこれからを描く。
年金暮らしの日本人と日本に移り住んできた人々が集まる団地は、日本の未来でもある。共生していくために必要なものは何か、コミュニティづくりとは何か。
14.大人はもっと遊びなさい 成毛眞
大人の趣味は浅く広く。究めなくていい。確かに「この人おもしろいな」と思うひとはアクティブで多趣味だ。
子どものうちの習い事は「いろいろなものの中から好きなものを選び出す、その力をつけるため」 という子育て論に目から鱗が落ちた。
15.ブータンの民話 クムス・クマリ・カプール 編 林祥子 訳
インド生まれの編者が、ブータンで教師として働きながら長老や人々から聞き集めた民話20編。豊かな自然の中で慎ましく暮らす人々の、素朴でユーモアあふれるお話。おならで悪魔をやっつけちゃうんだ。
こちらの本は神奈川県小田原市にある、南十字という本屋で見つけた。
16.美術展の不都合な真実 古賀太
国際交流基金、新聞社事業部で展覧会企画に携わってきた著者が「企画展」のカラクリを解説する。 人気の企画展が混雑するのは、メディアが関わっているから。常設展や美術館主体の展覧会にもっと注目して、足を運んでいきたい。
17.私が陥った中国バブルの罠 レッド・ルーレット: 中国の富・権力・腐敗・報復の内幕 デズモンド・シャム (著) 神月 謙一 (翻訳)
改革開放の波に乗り新富裕層となった中国人実業家の回想録。成功のために官僚との「関係」に奔走し、大物政治家と交流を深めてゆく。
とてもおもしろい本だった。現代中国政治を知りたい方におすすめ。
18.名字の秘密―日本の歴史や文化が見えてくる 名字の秘密研究会(編)
日本の名字は30万種類あり、名字から住んでいた土地や地形、職業や暮らしぶりが見えてくる。 「あの人にはこんなルーツがあったのね」と想像するのは楽しく、また誰かに教えたくなる。
本のタイトルが長くなるほど感想文は短くなると、後になって気付いた。限られた文字数で要約や感想を述べるのは難しいが、どう書こうかと考えるのも楽しい。
いま、みなさんからおすすめしていただいた本を読んでいる。これまで知らなかった本、知らなかった世界へと誘ってくれて、うれしい。
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