ショーンタンの作品➁
こんにちは。
今日は昨日に続き
ショーンタンの作品についてのお話を。
エリック という絵本。
この絵本は異国からホームステイをしに来た
エリックとホームステイ先の家族のお話。
小さなものに気づきそれを大切にする
エリックの視点と可愛いらしさ。
それから それを見る家族の優しい眼差し。
そこに私は惹かれました。
温かい気持ちになれる一冊です🌱
最後にもうひとつ。
ロストシング という作品についてのお話を。
この絵本は映像化もされており
先日行った展示会で上映されていました。
少年が 何か大きくて赤いだるまのような
ストーブのようなヤドカリとタコが
合わさったような奇妙な生き物 に出会うお話。
目立つはずなのに誰もその存在に気付かない。
気にも留めない。
少年が出会ったような
奇妙な生き物のたちが集まる場所。
そこに送り届け さよならをする。
その後彼は歳をとり
昔のような そういう出会いが減ったことに気づく。
ただそれは
奇妙な生き物たちが減ったのか。
奇妙な生き物たちを見つけられなくなったのか。
子どものころに見えていたものが
いつしか見えなくなってしまわないように。
そう思わせてくれる一冊です🌷
ショーンタンの作品は
大人向けの絵本だと感じます。
絵のタッチや登場する生き物の可愛らしさ
その中に読み取れる
彼の思い が素晴らしく
またその思いに私は惹きつけられます。
長くなりましたが
最後まで読んで頂きありがとうございました!
日々の感じたことや想いを、そっと誰かの隣に。 サポートを頂いた時の温かさで 誰かを救えるようにと思っています。