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オンライン食事パーソナル受講者限定コラム#10【睡眠を左右する糖質のクオリティ】
睡眠の質を上げる複合糖質
睡眠の質を上げるために良質なたんぱく質と脂質を摂ることはもちろん大切ですが、より目を向けたいことは糖質のクオリティです。
実は、睡眠にとって、糖質は諸刃の剣となる可能性があります。
研究によると、より多くの単純糖質、例えば白パンやベーグル、ペストリー、パスタなどを多く食べると、夜中に目が覚める回数が増えるといいます。
つまり、糖質を摂取すると眠りに落ちるのは早くなるかもしれないが、食べるなら食物繊維が含まれた「複合糖質」を食べたほうがよいということです。
そうすると、より深い、回復を促す眠りが得られると言われています。
複合糖質を摂取すると、血糖値がより安定します。
複合糖質がよりよい眠りに関係する可能性があるのは、血糖値が夜に安定するからだと考えられています。
実際の食事例
よりよい眠りにつながる可能性がある食事としては、例えば、地中海沿岸地域の食事が挙げられます。
野菜や果物、ナッツ、種子、豆類、全粒の穀物、魚介類、鶏肉、ヨーグルト、ハーブ、スパイス、オリーブ油などをよく使う料理のことです。
大規模な観察研究などで、このタイプの料理を食べている人は不眠症や短時間睡眠などにあまり悩まされないことが示されています。
さらに研究中のようですが、地産地消にこだわりすぎず、食材を選ぶことが大切だと私は考えます。
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