新社会人が読みたい日経記事(3)

小ネタだが、20歳以上になると支払うことになる年金保険料は、大学生・大学院生なら学生納付特例を利用して支払いを待ってもらい、社会人になってから追納することができる。

年金なんて自分が65歳以上にならないと個人としては役に立たないし、あてにならない、という考え方もあるが、もしもの場合に障害基礎年金(障害等級2級は年額約78万円、1級は約98万円)受け取れる、というのは見過ごせない事実だ。これは20歳以上なら受け取れるのだから、若者にも大いに関係のある話なのである。

また、学生納付特例で払わないままでいると、将来の年金給付額が減ってしまう。そこでおすすめなのが、後から納めるという追納。この追納のメリットは、単に長生きすれば追納額の数倍もらえるというだけでなく、所得控除によって納める税金が減らせることだ。例えば2年分免除してもらって40万円を追納すると、一般的な新社会人の給与なら6万円ほど税金負担が軽くなるという。


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