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【業務日誌】植樹のお手伝い

先日、市内新規就農者の同期生でもあり、「ドメーヌ・ミカヅキ」の盟友及川恭平君の畑の植樹を手伝ってきました。及川君は海外での修行を経て就農し、耕作放棄地を開墾することからスタートした方です。SDGsに取り組みながら、栽培するのはブドウとりんごで、将来はワイナリー建設を視野に入れてる新進気鋭のニューカマーです。冬に会ったとき「今年は何本植えるの?」と聞いたら「りんご100本くらいと…ぶどう300本」。イドバダアップルでは40本程度だったので、この途方もなさが伝わりますよね。これを一人で植えるというのだから、お手伝いに行かないわけにはいかないでしょう。

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これが及川君。20代の若さ、風になびくロングヘアー、ラルフローレンのスエット、インディゴブルーのペインターパンツと、全身ホームセンターのぼくとは全く違う(いやコメリも性能では負けてないぞ!)…オシャレな若者が農業に参入するとこうも華やかになるのです。そして震災時、彼は地元の高校生。あの光景を目の当たりにし、当時からここ陸前高田で起業するためにやらなきゃいけないことをつなぎ、有言実行したのだから本当に凄い。

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植えるブドウは「アルバリーリョ」。

及川君曰く「リアス式の三陸沿岸において、やらない理由がない」品種とのこと。確かに調べてみると、アルバリーニョは日本から遠く離れたヨーロッパの西端が主な産地でありながら、日本人の嗜好に合い、和食とも相性が良いと言われているそうです。タコやホタテに牡蠣、サバの塩焼きとか。ざっと調べるだけでも陸前高田でやってみたいと思わせる品種なのは確か。ちなみに彼の好物は「イカ」。おっさんか!とにかく今から乾杯が待ち遠しいですね。
で、植樹はというと。

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ひたすら人力です。

薄っすら見える緑の支柱の隣をひたすら掘ります。そこは市内の若手生産者団体「陸前高田 食と農の森」の溝渕君や、「三陸ジンジャー」の菊地君、そしてぼくが先月まで所属していた「LAMP」のメンバーに、陸前高田市に新入社員研修に来ていただいた企業のスタッフも加わって、ノルマのぶどう230本(だったかな)は午後いっぱいで終了!

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LAMPの平出君と小笹君もそりゃあ疲れます。

お互いが刺激しあって陸前高田の農業界を盛り上げていきたいですね。
本当にお疲れさまでした。
それではみなさま、素敵な1日をお過ごしください。
吉田司でした。

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