見出し画像

【日記】光景、全ての始まり

以前、外出していた時に、
ピアノが一台、
壁際に置かれている場所を通ったことがありました。
そのピアノは誰でも弾けるストリートピアノ。


人通りはまばら。
近くのベンチに何人かの人が、それぞれに過ごしながら座っているそんな場所でした。

その時そこでは、
一人の子供が鍵盤を
拙いながらもおさえて、何かの曲を演奏していました。

なんでもないような、
その光景を見た時、

「子供がピアノを弾く姿は美しいな」


と思いました。




うーん。
なんだかこの世の物事全ての「始まり」がそこにあるような、
そんな気が、ふっと感じられたんです。


全ての原点へと、
本当に純粋でフラットな気持ちで、
強制的・意図的でもなく、
自然に立ち返させるような、
きっと偶然生まれたそんな瞬間、光景。


本当に、なんだか不思議な感覚でした。




自分だって子供時代を経て今に至るわけですが、
その時に何を見て、どう感じていたのかを
僕はほとんど記憶として覚えていません。

だけど子供が見ている光景、見ていた光景って、
やっぱり、今と何かが違うんじゃないかなって思います。

大人になった今、
今子供時代を過ごしている人たちから学ぶことって、
たくさんあるのだと思います。

「大人がいい」「子供がいい」じゃなくて、
この関係性になった時、
その時になって初めて学べることがあるんじゃないかと思います。




何言ってるんでしょうか。
でもそう感じましたという話です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?