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ステーブルコインの隠れたデメリットは!?PayPalの危うい狙い!!

ステーブルコインは法定通貨に裏付けされるから安全だ、というのは「価格」に対してです。

通常の仮想通貨は価格の変動幅(ボラティリティ)が、大きいことの対比として使われるステーブルコインのメリットです。

この前、ステーブルコインのルナの暴落は裏付けがないアルゴリズム型だからという意味で書いたことの法定通貨裏付けという意味でのメリットも書きました。

しかし、それだけでステーブルコインを安全といえない部分があります。それは「準備資産」です。

ステーブルコインを発行している会社が何を準備資産として安全を保っているかが重要です。

ステーブルコインのUSDCは一部シリコンバレーバンクにお金を預けていたため、同銀行の破綻に伴い、暴落しました。

その後は回復して、今では安定していますが。またBUSD(バイナンスUSD)もアメリカの規制もあって価格が下がったり、FTX破綻でも影響が出たりです。

そこで、今回の記事「ペイパル、取引慣行変えるか」です。

この動きが出たことはステーブルコインや今後の中央銀行デジタル通貨(CBDC)の未来にとっては良かったと思っています。

しかし、PayPalのステーブルコイン(PYUSD)はまだまだ危険性が拭えない部分があります。

というのはPayPalはPayPal内に入れた資金を抜けさせない構造を築こうとしているように思うからです。

PayPalはPayPal残高の外枠としてPYUSDを思っており、PayPal内に留めることで利息利益を得るつもりでないかと。

アメリカの短期国債が5%の金利でその分を利用者に還元せずにPayPalの利益にする。さらに金利が上がれば利益は増します。

何かアップルの預金4%にして囲いこむのと似ているようにも思えましたが、もしPayPalに預けて(PYUSDにして)かえってこなかったら・・これは中央集権の悪い部分ですね。
#PayPal #ステーブルコイン
#アップル #破綻

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