男女の賃金格差とノーベル経済賞の影響は!?会社とAIの今後のあり方
「会社優先 男女格差生む」
2023年のノーベル経済学賞を受賞したクラウディア・ゴールディン教授は、強欲な仕事が男女の賃金格差の核にあると指摘しています。
「急な残業や深夜対応もいとわないような働き方の存在が、企業上層部への女性の進出を阻んでいる。子育て世代の長時間労働は男性が女性の2倍」
確かにこれは男性にはなかなか気づけない部分だと思います。特に昭和から生きてきた人には。
それを長らく研究してノーベル賞を取ったことに社会への影響がかなりあったのではないでしょうか。
それをクラウディア教授は「母親ペナルティ」としたそうです。これは暗に訴えているアンチテーゼのようなものかと思いました。
少子化対策をしないといけないのでしょう?それなのに女性の社会進出も必要でしょう?
それなら母親ペナルティなんかに落としこんでいいわけないでしょう、と。
しかし、私は「会社優先」と「長時間労働」という意識に根本的な問題があると思っています。
会社の存続率は10年たつと9割近くの会社が倒産しているそうです。ネットから拾った情報なので必ずしも正解とまではいかなくても、時代の流れが早い中、今後はもっと新陳代謝が激しくなると予測しています。
つまり、会社は定年までも、年功序列で労働者を守ることができなくなりました。「守る」と書きましたが、女性への扱いに対して、当てはまらないと思います。
むしろ、それがあったから、ある種、男性も「忠誠」を誓ったかのようか長時間労働の上に男女格差になる労働を我慢を押し殺して労働している人もいたはずです。
それを世界に目を向けて、労働生産性がないとお灸をすえられたのが、働き方改革に移った一つの理由でもあるでしょう。
そして、生成AIの登場です。
私たちはやっぱりドラえもんが必要だったのか、と思ってしまいました。何ものび太くんだけが出来そこないのレッテルをはられているわけではないでしょう。
世の中には出木杉くんだけがいるわけではありません。男女の賃金格差問題も別の観点からも取り入れて、解消できるようになれば良いですが。
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