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人生初オンライン飲み会をした感想


『俺のライフハック』響です。

先日、大学の同期と流行りのオンライン飲み会をしました。

個人的に人生初のオンライン飲み会でもあったので良かったこと・思ったことをつらつら書いていきます。

俺のオンライン飲み会

きっかけは大学時代に所属していたゼミの同期から「久々集まって飲み会でもしようや」と話を持ちかけられた事から始まりました。

このコロナ渦で集まりにくいだろうなって思ったのが第一印象で、大学卒業から数年間経っている状況に加え各々が何処に住んでいるかを知らなかったのでお世辞にも乗り気とは言えませんでした。

ただ、当時私はゼミの代表をやっていたこともあったので、各々の住所くらいは把握しておくかと思いグループラインで『みんなどこ住んでるの?』と聞いてみたところ、なんとメンバー全員から返信があって驚きました。

正直な話卒業から数年間経っていて、一人くらいから返信あればいいなとか思っていたので意外でした。

そこから集まる話は進み、メンバーの一人から「集まるのが難しいなら、『オンライン飲み会』をやってみないか」という発言が出ました。

出た。巷で超流行っている例のアレね、アレ。オンライン飲み会ね。

私自身個人的にオンライン飲み会は参加したことが無く、その上斜に構えていた態度で捉えていました。

だって、あの飲み会特有の雰囲気はオンラインじゃだせなくないか!?なんというか、そこにいる人達のみで生まれる連帯感やノリ、対面しているからこそ生み出されるものが付加価値に働いてあの時間を楽しくすると思うんです。なんて一昔前の頭でっかちな考えを持っていた私は後ろ向きに考えていました。

しかし、何事も経験かと思い一回くらい悪くないかと心を折り曲げました。

用紙したもの

ZOOM・・・オンライン飲み会といえば言わずもセットになってるweb会議の代表的ツールですね。これをパソコンに入れることがオンライン飲み会の大部分を占める準備になりますね。後はPCの音響を調節したり、友達にテストを頼んで本番に挑みました。

檸檬堂のレモンサワー・・・

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私はお酒が基本的に得意ではないのですが、コカ・コーラ社から販売されている檸檬堂のレモンサワーだけは最近はまっていて毎日の様に口にしてしまいます。度数も低く、口当たりもよいので私の様な酒雑魚にぴったりの商品で、今回の飲み会に持参しようと思いました。こいつを2本セブンイレブンのカゴにぶち込みました。

バドワイザー・・・

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乾杯はビールっしょ!ってことでビールを選んでましたが、酒雑魚なのでアサヒやサッポロなど濃いビールの味がするものは飲めないなって思って頭を抱えていたところに目が合ったのがこれでした。ハイネケンとかバドワイザーはビール味が薄いように感じ(伝わってほしい)のでビール枠の中では選びがちです。こいつもセブンイレブンのカゴにぶち込みました。

ピーナッツ・・・

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普段から好んで食べますが、塩気の強いので酒のアテにぴったりかなと思ってこいつもぶち込みです。

牛タン・・・

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正しくは豚タンでした。塩レモン風味で好きなのでセのゴに入れました。

当日

華金の21時ごろ、ZOOMを起動してオンライン飲み会始動しました。正直なところ設備を整えてみても、酒を調達してみても直前まで気乗りはせず本当にオンライン飲み会やっても大丈夫なの??って気持ちでいっぱいでした。

しかし一人、また一人と参加者が増えてくるにつれて、テンションは上がる一方でした。久方ぶりに顔を合わせた旧友を目に話が止まらず、時間を忘れて思いっきり楽しんでしまいました。最初は人数が多くて参加できない方もいるかと心配でしたが、結果的に全員顔を出すことができ、これも"オンライン"だからこそ実現できたと考えられます。

最初こそ斜に構えていたオンライン飲み会でしたが、結果的に有意義な時間を過ごせたのではないかと思います。

感想

総括的な感想としては、オンライン飲み会の良さを味わうことができ、やってみて良かったなという所感です。

【良かった点】

・全体的に、"楽"なことです。

準備に関しても家にいれば設備も整えられますし、普段使っているPCやスマホにZOOMを入れるだけ(しかも無料)なので極論思いたったその瞬間からできてしまうのは利点ですよね。

楽さに関して掘り下げると、集まりやすさもオンラインならではの魅力として挙げられます。

リアルで飲み会をするとなると、お店を探すところから人数の確認・予定、更に金銭的なところも考えなくてはいけません。今回の場合、私たちのゼミでは住所をヒアリングしたときに東京・神奈川・千葉にメンバーが散らばって住んでいることが判明しました。実際に居酒屋で飲み会をするとなると全員集めるのも、予定を合わせるのもきっと労力がかかるだろうし、それぞれ社会人をしているので全員集まるといったことは不可能に近かったかと思います。それに対しオンライン飲み会では、開催日時と時間の周知・ミーティング場所を用意しておくだけなので無駄な労力を背負わずに済ませられます。現実的な飲み会と違い、お店に移動するまでの時間や終電を気にする等の制約も無いのも◎ですね。開催時間に間に合わずとも、タッチ一つで途中参加できてしまうのも最強ですよね。『仕事今終わったけど、今から横浜行っても間に合わなそうだからパスするわー!』が無いので、多忙な人やマイペースな人にも向いていると感じます。

・とにかく安価

実際にオンライン飲み会をやってみて、とにかく安上がりだなと感じました(人によるとは思いますが)。雑に比較してましょう。

・実際の飲み会の場合・・・交通費×2+飲み会費用(10人規模でやるなら飲み放題コースで行く可能性が高いので3、4000円,メニュー費)=1人当たり役10000円弱くらい

・オンライン飲み会(私の場合)・・・コンビニで買ったもの諸々1500円くらい

すごい雑な計算ですが、やっぱり安いな~~~。

お酒が得意では無い人にとっては、飲み放題プランは逆に損だと捉えがちです。それに大勢で飲み会をしているとノリで『これも、あとこれも、あっこれも頼もうや!これ頼むけどそっちもいる!?じゃあこれ3つ!あと~~』と勢いでオーダーしがちなのでお会計時に『意外に高くついたな・・・』と後悔するパターンも少なくないのでは。割り勘で支払いした場合、『あたしほとんど食べてないのに(怒)』とヘイトが生じてしまいます。オンライン飲み会では自分の食べ飲みしたいものを自分の気分で調整できるので、これもメリットかなと思います。

・普通に飲み会できちゃう

オンライン””飲み会””なので当たり前ですが、私は当初オンラインだと飲み会特有の雰囲気やノリが生まれず、ただただ各自が酒を口にする会合になってしまうのではないかと懸念していました。けれど実際やってみるとそんなこともなく、飲み会として機能していたのではないかと振り返ってみて思います。

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↑こんな感じ

ZOOMの使用上、それぞれのユーザーを捉えるカメラが同じ画面に一斉に映し出されるので、参加者の表情を同時に拾うことができます。これが意外と機能を果たしていて、皆が皆の顔を見れるというのも現実の飲み会ではなかなか無いシチュエーションではないでしょうか。オンラインだから参加者の繋がりこそ希薄になってしまいそうだと思っていましたが、同時に同じ画面を見ることであたかもそこにいないはずの面々がいるかのように感じさせてくれます。

【物足りないなと感じた点】

オンライン飲み会をしていて唯一不便だなと感じたのは、一斉に会話できない点です。二人以上同時に話し出すと、音が拾われず声が途切れ途切れになってしまいます。なので会話をする際に余計に気を払わなければいけないのがネックかなと思いました。

それでもやっぱり会いたーい!!

飲み会の時間が経つに連れ、オンラインも便利だけどやっぱり会いたいね、という声が漏れてきたのも事実です。先にコストやらあらゆる制約が無いと書きましたが、それでも現実で会うことには適わない気がします。

結局我々はオンライン飲み会の中でスケジュールを合わせて実際に集合する約束をしました。

なのでオンライン飲み会の活用方法として、実際に会う前の事前顔合わせとして使うのが正しいと思います。お互い社会人をしていてなかなか予定をあ合わせずらい中で、いきなりスケジュールを立てて会いましょうというのもやっぱり難しいです。オンライン飲み会にはそのエンジンをかけてくれる役割があると思いました。

私は『空谷の跫音』という日本語が好きです。忘れかけていたころに届く嬉しい便りや訪問という意味で、今回のオンライン飲み会にも同じような意義があるかと思いました。なかなか会えなかった人や疎遠になっていた人にコンタクトを取れるきっかけを孕んでいると感じました。

皆様も良いオンラインライフを。

『俺のライフハック』響でした。

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