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東の伊勢 出羽三山へ 1400年続く山とヒトの営み

「いせもうで でわまいる」

山形にFDAが就航して名古屋便✈が出来た時からのプロジェクト、「いせでわ」のショートトリップ企画で昨日は久しぶりの羽黒山神社へ。

1日1組限定、羽黒山斎館での精進料理と、上沼亜矢さんナビゲートのツアーでした。

これがもう凄すぎた。

斎館の空気感も、お料理も、料理長のお話も。(斎館は有名な料理学校の生徒さんも学びに訪れる場所。)

運が良くないと使えない部屋(勅使の間)もまた、空中に浮いてるような感覚。

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「日ごろなかなか聞く機会のない、出羽三山の生まれかわりのストーリーが聞けます。(紙芝居式座学も魅力)」 :ツアー案内より

って、、座学から飛び出す亜矢さんの言葉、文言がシンプルでパワフルで心にそのまま刺さります。

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天体からのメッセージは江戸時代のカレンダー。

月の満ち欠けは農耕に、潮の満ち引きは漁に活かされ、水があったから文化が育った。

出羽三山の信仰は水、鏡池がスタートだそうです。

そして山伏の役目はそれを広く全国に伝える「メディア」だった、と。

伊勢神宮「太陽・天照大神」と出羽三山「月・月読命」で二つは対になっているんですね。

伊勢は「一生に一度はお伊勢様」と言われるくらいの場所だけど、出羽三山も江戸時代は年間300万人が参拝に訪れていたというから驚き。

いろんな人に一度は聞いてもらいたい!

(何より亜矢さんの人生観とか、ここまでのライフストーリーが面白すぎる)

山は生も死も全部ひっくるめて「うけたもう」

NoがなくてYes。すべてを引き受けてくれるのだと昨日初めて知りました。

残念ながら、今回の限定ツアーはもう埋まっているようだけど、今後もタイミングや状況を見ながら開催されるようです。

私は出羽三山の中の湯殿山は東北のセドナだと思ってるんですよね。(セドナ行ったことないけど)

伊勢のようにアクセスが良いわけじゃないけど、わざわざ来て欲しい場所。

来たら必ず案内したいのが出羽三山です。

忙しかった日々が一気にフルリセットされた時間。

山形の魅力がまた深まってしまった、、!




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