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学生時代の友人たちが羨ましがるような結婚がしたい

婚活必敗パターン

一発逆転狙い

もういい歳になったから、さすがにそろそろ結婚しないといけないんだけど、ここは一発逆転で…。

「学生時代の友達がうらやましがるような相手と結婚したい。」

若い美人とか。
ハイスペイケメンとか。

こういう考え方ってどう思いますか?

なぜか結婚で人生の一発逆転ホームランを狙っている人がいますが、それって失敗するんですよ。

なぜか?

そういう相手と結婚できるわけないから?
いや、それもそうなんですが、もうちょっと別の理由があります。

ホームランを打っても逆転しない

そもそもホームランが打てないのはもちろんなのですが、別の理由もあります。
結婚相手が誰もがうらやむような凄い人でも、それだけで人生が逆転することがないのです。
本人は満塁ホームランを打ったのだけど、8対0が8対4になっただけ…。

学生時代の友達がうらやましがるような相手と結婚したとして、それが自慢できるのは結婚式の1日だけ、相手は最大でも50人くらいじゃないですか?
いや、中年になってからの結婚式に来てくれる友達なんて10人もいたら相当な人気者ですよね。

相手が爆美女で、あるいは高身長イケメンで、結婚式でお披露目して優越感に浸れたとして、それがなんでしょう。
結婚相手が友達のうらやむような人だったとして、それで自分の人生がよくなるんでしょうか。
なりませんね。

人生がよくなる結婚って

結婚して人生がよくなるのは、状況が変わって、責任感が変わって、結婚相手に影響を受けて、結果として自分が変化していくからです。

自分が変わるから、結婚を機に人生が好転し始めるんです。

これを私は「上昇気流婚」と言ってます。
素晴らしい結婚相手とは、友達にうらやましがられるような相手ではなく、自分がよい方向に変化していけるような相手ではないでしょうか。

婚活は、自分の人生が好転し始める最初の一歩です。
とくに男性の場合は、婚活という修行を経て強くなって旅立つのだと思います。

ジブリの名作『耳をすませば』の最終場面で聖司と雫が自転車に二人乗りする場面。
自転車をこぐ聖司はいいます。

「お前を乗せて、この坂のぼるって決めたんだ」

この覚悟が、男の人生を上昇気流に乗せるってもんですよね!

でも結局登り切れなくて、途中で雫は自転車を降りて、押してくれるんですよ。

© 1995 Aoi Hiiragi, Shueisha/Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NH

そういう相手と一緒になりたいっすねぇ〜。

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