見出し画像

ヘアカラーをする前に知っておく事4選

傷まないカラーは無い。



わかってる人にはわかっているけれど、美容師さんが「うちの店のカラー剤はダメージがしないから」などと言ったり、ダメージレスカラーや、オーガニックカラー等いろいろなネーミングのヘアカラーがあるので、ダメージしない。カラーリングがあるんじゃないかって思う人も多いようですが、

現在の毛髪科学では、髪の毛に一切負担がないヘアカラーはありません。

⚠︎髪の毛を明るくすることができないヘナやヘアマニキュアは痛まないともいえます。

明るい髪色は色抜けが早い



理論をお話しすると長くなるので、

「明るい髪色は変化・褪色が早い」
「暗めの髪色は変化・褪色が遅い」

と、覚えるだけでオッケーです。

特にブリーチを使ったヘアカラーは1.2週間もあれば変化が目に見えて分かるし、1ヶ月経てば染めたての色を想像する事さえ難しくなる場合も多いです。

初めてブリーチをした人なんかは、髪の毛のダメージよりも色の変化具合にびっくりする人も多いです。

金髪が多い、海外の人だと染めたてからしばらくシャンプーをしない方も多いですよ。それだけブリーチしてからのヘアカラーは色の変化が激しいです。

明るい色ほど根本から地毛が生えてくると染めたくなる。


これからヘアカラーしてみたい人、または今よりも明るくカラーを染めたい人は要注意です。

ヘアカラーをすると根元から黒髪が生えてくると気になるのですが、明るく染めた場合の方が目立ちます。

当たり前と言えば当たり前なんですが、こういったデメリットを忘れてしまっている場合、もう多いです。

まだ明るい髪色の方が全体的な褪色も早くなりますので、毎回根元から毛先までのフルカラーの施術なってしまいがちです。

毎回フルカラーをすると言う事は、髪の毛に負担もかかりやすくなりますね。

インスタなどで映えるヘアカラーは大抵ブリーチ必須!


こちらは偏見になりますが、Instagramで映えるヘアカラーは、基本的に明るめだったり、彩度が強かったり、淡い色味のヘアカラーが多いです。

必然的に、そういったカラーは1度ブリーチで上を明るくするか、ブリーチしないまでも、髪の毛を明るくしてから再度染めるダブルカラーの施術が必要になるケースが多いです。

まとめ


髪の毛の健康や、ダメージを考えるのであれば、基本的にはあまり髪の毛を明るくせずに、暗めのヘアカラーでリタッチ(伸びてきた部分のみ染める)を続けていくのが圧倒的に負担は少なくなります。

ですが、明るい髪色にしたかったり、いろいろの髪の色を楽しみたかったりのご要望はあると思います。

どちらを優先するかの、バランスが非常に大事ですね。

また、もしブリーチを使ってヘアカラーを希望の場合には、ブリーチを使ったカラーリングに特化した美容室をお勧めします。ブリーチして傷んだからトリートメントを。というのは基本的にはオススメしません。

ブリーチ施術の際に、なるべく負担がないブリーチをする事が大切で、その為にはブリーチの経験値が高い美容室で施術するのが最短距離だと思います。

ちなみに当店は、髪の健康や髪の美しさを追求する美容室ですので、ブリーチ剤を扱ってはいません。


この記事が参加している募集

この経験に学べ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?