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国内MBA:学校選び、受験対策、お金の話【お金編】

こんにちは。気づけば今週末から4月。
来週の入学式を前に、シラバスや時間割を眺めながら、やりたいこと、必修科目、仕事のこと、家庭のこと、自分時間・・・etc.を考慮して、パズルのように何通りも履修計画を立てております。

「果たして私は学びを続けられるのか、無事に卒業できるのか」
今は心配が9割、楽しみが1割、の状態です(オロオロ)

さて、MBAでの授業開始を前に、そして記憶がまだ新鮮なうちに、と綴ってきたこのシリーズ。「学校選び」「入試対策」「お金」と3回でお届けする予定の、今回は最終回。
【お金編】です\(^^)/

以前の記事は↓をご覧ください。

◉国内MBAの学費は2年間で130〜340万円超!

資格Timesさんの記事によると、国公立のMBAで2年間の学費は130万円、明治、青学、早稲田、中央では300万円を超える、とのこと。
【学校選び編】で明治と青学を「学費がかろうじて射程圏内に入りそう」と書いていましたが、全く射程圏内ではなかった(汗)

私が入学予定のRBS(立教大学大学院ビジネスデザイン研究科、立教MBA)は学費が安いランキングの7位。2年間2,318,000円です。
2021年の記事のようですが、私が認識している総額と違いありませんでした。

修了生や在校生など、いろんな方が「立教を選んだ理由は学費が安かったから」と仰っているのをお聞きします。実際に自分もそこはポジティブポイントになりました。

とは言っても、230万円超はやっぱり高いですよね!

勉強はしたかったけどMBAの学位取ることまで考えられなかった理由は、「きっと自分じゃ無理だろう」に加えて「学費が払えなそう」と思ったからです。
なので、周囲にも自分の学びたいものを都度履修する「科目履修制度で大学院行ってみようかな」と話していました。

◉学費が実質半額になる「専門教育訓練給付金」

ある日のこと、自身もMBAを目指しているという同僚にいつもの通り科目履修の話をしたら、“学費がハードルなら、教育訓練給付金で半分くらい戻って来ますよ”と言われました。

調べてみると、国内のMBAで「教育訓練給付制度」の「専門実践教育訓練」の講座指定を受けていれば、

受講費用の50%(年間上限40万円)が訓練受講中6か月ごとに支給されます。

厚労省ホームページより

とありました!

RBSの場合この制度を利用すれば、2年間で最大112万円が受給できます。
つまりほぼ半額の120万円で履修が可能なのです。
月謝に換算すると5万円くらい。「これだったら払えるかもしれない」と現実的に考えられるようになりました。

と、月謝換算してみたものの、期日までにまとまった額を払う必要があることは変わりません。
私の場合は、コツコツと貯めている老後資金の一部を崩して学費に充てることにしました。その分を補完するための金額を計算すると、老後を迎えるまでにプラスするのは月数千円程度。

長期スパンで見れば、国内MBAの学費は月数千円

こう考えると、気持ちが楽になりませんか?(私はなった)

◉合格発表前に「専門教育訓練給付金」の手続き!?

「専門教育訓練給付金」は、「(1)受講前の手続」をし、所定の期間に「(2)支給申請」する、というプロセスによって受け取ることができます。
「受講前の手続」は受講開始日の1か月前までに行う必要があります。4月から入学する場合は2月末までに受講前の手続きを終わらせなければならないのです。

RBSには年2回、秋季と春季に受験のチャンスがありますが、私が受けた春季実施分は口頭試問(面接試験)が2月中旬で合格発表は2月末でした。
そのため、受かるか分からない時期に微妙な気持ちで手続きに行きました(苦笑)

「受講前の手続」ちょっとややこしかった

「専門教育訓練給付金」の説明は厚労省関連の複数のページで書いてあるのですが、正直とっても分かりづらいと感じました。

その中でも、最も詳細がまとまっていると思ったのは下のハローワークインターネットのページです。「各種申請手続について」の項に、手続きに必要な書類、写真の大きさや枚数まで、細かく書いてあります。私はここをよく確認して、不備がないよう準備して一発で申請完了しました。

「受講前の手続」は主にこの3ステップ

  1. ジョブ・カードを作成する(ネットでの作成が便利)

  2. 訓練前キャリアコンサルティングを受ける(30〜40分話して書類にコメントを記入してもらう)

  3. 居住地の管轄のハローワークで書類を記入し窓口で提出。「教育訓練給付金及び教育訓練支援給付金受給資格者証」を受け取る

東京都在住の方は下の東京労働局のページが参考になると思います。
ジョブ・カードはネット上での作成が簡単です。
また、無料のキャリアコンサルティングも下のサイトからネット予約できます。

このサイトに辿り着く前は、キャリアコンサルティングの予約時と書類提出時とハローワークに最低2回行くことになると思っていたので、結構な時短になりました。

いかがでしたか?

あー、気づいたら2000字超えてました。
長らくお付き合いいただきありがとうございました。

3回シリーズで国内MBAの「学校選び」「入試対策」「お金」をお届けしました。国内MBAを今後目指す方にとって何か気づきになることが書けていたら嬉しいです。

いよいよRBSでの授業が始まります。
まずは生活と勉強のリズムを作っていき、少しペースが掴めた頃にまた何かをお届けしたいと思います。

よかったらまた見にきてくださいね。

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