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国内MBA:学校選び、受験対策、お金の話【入試対策編】

こんにちは。
4月からのMBAでの授業開始を前に、そして記憶がまだ新鮮なうちに、私がどんな風に学校を選んだのか、出願時の提出課題や口頭試問の対策、学費面のことについて書いておきます。

「学校選び」「入試対策」「お金」と3回シリーズでお届けする予定の中の、今回は【入試対策編】です。ちなみに私は単願受験だったので、立教大学大学院ビジネスデザイン研究科(RBS、立教MBA)のみの体験談です。ご了承ください。

前回の【学校選び編】はこちら↓からどうぞ。

◉入試要項

RBSの選考は、下の2つと書類審査の成績を総合的に評価して行われます。

  1. 出願時の課題エッセイx2本(志望動機+選択課題 各2,000字以内)

  2. 口頭試問(私の時はオンライン実施。課題エッセイの内容を中心に試問)

上記について、私がとった対策を紹介します。

◉課題エッセイ

相手を知る

研究科がどんな人材を求めているのかどんな人材を育成しようとしているのか、を理解するところから始めました。

これについては、前回のnoteでも書いたように、カリキュラムを含めて国内MBAを見比べていたことや、進学相談会に参加して模擬授業を受けたり、在校生や先生方とお話をしたことが役に立ちました。

RBSは募集人数が90名、と他の国内MBAと比較して多いことが特徴です。多様な学生同士が明確な答えのない課題について議論し合うことで多くの気づきが得られる、だから多様な学生を受け入れている、と進学相談会でも説明を受けたと思います。

RBSでは「多様性」は主となるキーワード、と理解し、課題エッセイを執筆する上で「自分はその多様性の一部を形成できる人物である」ということは強く打ち出していこう、と意識しました。(当たり前ですかね)

エッセイ①:志望動機

受験しようと思ったのが出願の2ヶ月前だったこともあり、入試対策講座を受講する時間はありませんでした。ただ、日本語の小論文を書く機会がほぼなかったので、対策講座を提供している学校のコラムやAll Aboutの対策ページなどを見て、作法など概要は把握するように努めました。

一通り見て、通り一辺倒なことではなく自身のストーリーが大切だ、と理解し、なぜMBAを目指したのか、他の学校ではなくそれがRBSでなければいけないのはなぜか、を具体的なエピソードを交えて「これは自分語りがキツイかも!?」と思うくらいの暑苦しさ(笑)で書きました。

エッセイ②:選択課題

ここについても個人のエピソードが書けるものが良いだろう、と考えました。
5つの選択課題の中で、実体験を交えて書けそうなものが2つあり、その両方についてアウトラインを書き始めました。書き進めていくうちに、深みがより出せるという点で、実務に近しい課題に絞って進めることにしました。

提出前に同僚にプレゼン

選択課題は、ほぼほぼ書き終えたタイミングと、勤務先の持ち回り制の発表の順番が回って来るタイミングが重なったので、エッセイの内容をプレゼン資料にまとめ直して(大学院受験のことは伏せたまま)同僚の皆さんに聞いてもらいました。

これがすごく良かった。

文章で書いていたものを視覚的な資料に作り直すこと、発表用のスクリプトを作ること、が頭の整理になり、説明が足りないところやクド過ぎたところの気づきに繋がりました。
同僚からのフィードバックでは、足りない視点、言葉選びの誤り、など自分の業務範囲だけでは見落としてしまう点を指摘され、エッセイをリバイスする上で大きな助けになりました。

◉口頭試問

どこで見たか忘れてしまったのですが、MBAの面接では思考意欲、思考体力があるか、が見られている、と書いてありました。また、圧迫面接のような質問もされることがある、と。

なので、「志望動機」と「選択課題」の内容について、なぜ?なぜ?なぜ?と聞かれることや、想像を膨らませて意地悪な質問をアレコレ考えて、それらへの回答を用意しました。用意した回答案はA4で4〜5ページになりました。

「それ、RBSじゃなくてもよくない?」という返しを受けないよう、「この先生のこの授業を受けることで長年のモヤモヤの解決に繋がると思う」「○○先生が話されていた△△を聞いて、実務とアカデミックの両方からアプローチしたいと考えた」など、RBSの固有のことを話すことを心掛けました。(そしてそれは全く嘘ではなく、志望理由だった)

とてつもなく意地悪な雰囲気を覚悟して臨んだこともあり、回答できない質問は特にありませんでした。想像よりあっさり終わってしまったので「これは落ちたな(涙)」と思ったくらいでした。

◉反省点

「圧倒的な確認不足」です。

課題エッセイはクリティカルな誤字脱字が2箇所はありました・・・。きっと減点されたと思います。

後は書いたエッセイ誰かに見てもらえば良かった。アイデアは人に聞いてもらったり、助言をもらったりはしましたが、エッセイそのものを読んでもらっていたら、誤字脱字に気づけるだけでなく、もっと良い内容になっていたでしょう。このあたりは反省です。

◉次回は【お金編】

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
次回は3回シリーズの最終回。お金に関することを書きたいと思います。

気になる方はまた見に来てくださいね。


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