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E資格取得のためにしたことを全部書く

2023年は資格取得な一年にすると意気込んで開幕しました。

当初E資格は眼中になかったのですが、5月ごろに予定を変更。8月に受験することに決めました。会社が資格手当出すって急に言うから。。。

取得を目指す人のために、私がしたことを書き残しておこうと思います。
だれかの参考になれば。

感触よりも良かった

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Python歴とか機械学習歴とか

  • ~2020年 プログラミングしたことない人生

  • 2021年 Python学習開始。機械学習も経験。

  • 2022年 Pythonを全般的に学習したり、マナビDXクエストに参加したり

  • 2023年 Streamlitでアプリ作ったり、資格取ったり

製造業勤務で、業務では基本的にプログラミングを使用しません。しいて言えばExcelの自動化でマクロを使う程度。
2021年まではプログラミングに関することは一切学んでませんでした。マクロも自分で組んだことはありませんでした。でも興味はあった。

2020年12月にモン〇トをきっぱりとやめることにした途端ひまになり、2021年の1月からプログラミング学習を開始、中でもPythonに絞って「どんなに芽が出なくても一年間は勉強を続ける」ことを目標に取り組んでいたら3か月くらいで「調べりゃなんでもできるんじゃね?」の境地に。

その後も勉強は続けて、機械学習してみたり、WEBアプリ作ってみたり。2023年時点では自称「Python使える人間」で「機械学習も基本はできる人間」でした。

E資格の勉強を始めたタイミング

受験は2023年の8月25日(金)。
同じ年の4月に基本情報技術者試験、5月にG検定を受験して合格しています。前者は関係なさそうですが、一応。

で、8月の試験のために勉強を始めたのが6月5日。総勉強時間は168.5時間でした。ちなみにG検定は約34時間でした。合わせて200時間程度。

E資格の勉強時間。Toggl Trackデータ。

選択した認定プログラムはスキルアップAI

E資格の受験には認定プログラムの修了が必須です。
私はスキルアップAIの「現場で使えるディープラーニング基礎講座」を選択しました。
チャット質問なしで55,000円。会社に頼りたくなかったので自腹です。手当で補うのです。質問はChatGPTかClaudeにしましょう。

内容は動画講義と資料のPDFやコード穴埋め用のファイル、理解度確認テスト、AI実装試験。実装はある課題に対して指定精度を超えたら合格というもの。結構考えていろいろ試さないと超えられない難易度だったので、焦りましたが楽しかったです。

教材の内容はまぁ・・・普通?良かったかな?他を知らないので比較はできませんが、カリキュラムに合わせて動画が追加されていたのでしっかりしたものだと思います。

使用した教材など

教材として使用したのは以下のものたちでした。

  1. スキルアップAIの動画・コード・資料

  2. 黒本(旧カリキュラム)

  3. スキルアップAIの新カリキュラム対応模試

  4. Youtube AIcia Solid Project

  5. 副読本① ゼロから作るDeep Learning①

  6. 副読本② 本質を捉えたデータ分析のための分析モデル入門

  7. おまけ;Brilliant(アプリ)

スキルアップAIの動画・資料(おすすめ度:★★★)

朝活で動画を観て、通勤電車で資料読んで、会社の昼休憩に動画を観て・・・という感じで活用してました。

一通りさらったら黒本や後述の模試をやり、抜けている部分を再び確認するイメージ。

コードの写経はやったほうがいいと言われてますが、自分はあまりしませんでした。やった方が不安感は拭えると思います。けどまぁ結局は暗記しちゃえばいい部分だと判断したので後述のAnkiに頼ったりしました。

動画はダウンロードできないので、電車で動画を観れないのはちょっと残念でした。

黒本(旧カリキュラム)(おすすめ度:★★☆)

これです。

第2版は現在(2023年時点)のカリキュラムに合致していません。が、DNNの基本は押さえられると思います。

購入は必須ではないと思います。
各認定プログラムはそれなりの問題と解答を提供しているでしょうし、何より現在のカリキュラムをカバーできていないのにこの価格。

ただ「やっときゃよかった」とならないための安心は買えると思います。でもまぁ使ったし、付箋を挟んで繰り返し確認したり、Ankiに問題移したりで役に立ったので、やっぱり買った方がいいかもしれません。😗

スキルアップAIの新カリキュラム対応の模試(おすすめ度:★★★)

16,500円!

おそらく他の認定プログラム提供企業も同様のものを用意しているのではないでしょうか。どこのサービスでもいいですが、新カリキュラムに対応した模試は貴重なのでお高いですが利用するのがベターではないでしょうか。

理解度と抜けている知識の確認に使いましょう。

Youtube AIcia Solid Project(おすすめ度:★★★)

データサイエンスVtuber!

E資格のカリキュラムの一部をカバーできるのはもちろんですが、最新の論文にキャッチアップできるのが何よりもありがたいです。

電車で観るのが少しだけ恥ずかしかったのは秘密。

副読本① ゼロから作るDeep Learning①(おすすめ度:★★☆)

よく言及されている一冊。E資格のドあたまの部分をカバーしています。

認定プログラムと被ると思いますが、形を変えて複数回触れることで理解が促されます。
同じジャンルの本をまとめ読みするとイメージが固まって理解が深まるのと同じ感じ。

副読本② 本質を捉えたデータ分析のための分析モデル入門(おすすめ度:★☆☆)

タイトルからはつながりづらいですが、こちらもニューラルネットワークや強化学習について説明しています。

E資格とは直接関係しない部分も多々ありますが、勉強にはなるので参考までに。

おまけ Brilliant(アプリ)(おすすめ度:☆☆☆)

数学や物理などについてインタラクティブに学べる珍しいアプリです。
全部英語。

もともと「統計をちゃんと勉強しようか、英語?読解力上がったりして。」などという動機で利用しており、DNNについてもカバーされていたので利用。結論、英語むずい。

オススメはしませんが、こんなのもあるよ、という紹介です。

使用したツール

学習にあたってはツールの選定も大事だと思っています。

  • 自分に合っているか(動画か文字か、など)

  • 隙間時間にできるか

  • 学習効率は良いか

これらを考え、使用したのが以下のツールです。

  1. Anki

  2. Kindle Scribe

  3. おまけ Claude.AI

Anki(おすすめ度:★★★)

PCでもスマホでも同期して使える暗記用アプリ。

「暗記にはアクティブリコールだ!」ということでE資格から使い始めました。スマホがあれば隙間時間にもできるのでよき。

E資格用の問題集公開されている人はいなかったので、自分は模試などで間違えた問題をスクショやコピペして使いました。

私の今回の一番の勝因だと思ってます。

私がアクティブリコールにほだされた動画はこちら。

Kindle Scribe(おすすめ度:★☆☆)

論文を読むのにメモとかできたらええやーんと安易な気持ちで購入。結果、自分にはあわず。のでリンクは貼りません。

  • デカい

  • 電車や職場では使いづらい

  • 手書きメモをほかの端末と同期できない

この辺りがネックでした。ただマンガを大画面で読めているのでそこは満足。

おまけ Claude.AI(おすすめ度:★★★)

私が受験したときはまだChatGPTもGPT-4もPDFを読んではくれなかった時代。それから時は経ち、気が付けばトークン上限がみるみる上がって・・・論文丸ごと読んでもらえる時代に!

今だとこうやって論文の中身を理解していくのがベターだと思います。

2023年11月上旬時点ではClaudeの方がトークン上限が高いのでよりオススメです。

まとめ

以上をまとめる(?)と、

  • 認定プログラム(と副読本)でカリキュラム範囲をインプット!

  • 論文は生成AIを使ってインプット!

  • 黒本や模試でアウトプット&未熟な部分を把握!

  • 覚えたい部分はAnkiで効率よくインプット!

副読本はあくまでおまけでいいと思います。他にも「ゼロから作るDeep Learning②」とか良さげですし購入を迷いましたが、『買って安心したいだけだな』と思って踏みとどまりました。読破に時間も必要ですし。

あくまでカリキュラム部分を理解すればよく、そのために必要なものだけ揃えればあとはひたすらインプットして定着させるだけです。

以上です。誰かのお役に立てれば幸いです。

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