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悩んでいるだけでは

思っているだけでは変わらない。
そう思っているけどなかなか行動に移せないですよね、、

こんばんは!オーダー服F(エフ)運営のMaika(まいか)です
初めに、先日12/11(土)に初めての受注&販売会のイベントをしました
ありがとうございました!
「見える距離でお客様の喜ぶ顔が見たい」
常々思っているので、今回様々な方とお会い出来てよかったと
心から思っています。
なので続けていこうと思います!次回は2月13日(日)です
少し先ですが、今から予定をあけておいて頂けると嬉しいです

今回は、
#エンジンがかかった瞬間
をテーマに
「なぜオーダー服の仕事を始めた?」
について書いてみようかと思います

きっかけ

私がお洋服の道に進もうと決心したは
高校生の頃です
以前の「私のこと」でもお話しました
いつの間にか演劇部に所属して、
衣装作れる人いないかなぁ、、という話の時に

「私作れますよー」

軽い一言がお洋服の道に進むきっかけになっています

実は、「そんなに作ったことなかった」です
そんなにというか、「作ったことない」だけの方が
嘘じゃないのでは?というくらい作ったことなかったです 笑

そんな状態で作るなんて言ったもんだから、
市販の本を見ながら作ったのですが大変のなんのって!笑
「地の目ってなんぞや?」
「裁断ずれまくり」
「ギャザーの寄せ方がわからん!」
などなど今作れば1日で作れそうな物に何日かけたんだか・・・
時間をかけて作りました。

クオリティも高くなかったですが、
出来たときは嬉しかったのを覚えています。
(夜1時過ぎに母親をたたき起こして自慢したのを覚えています)

このときは、私の役の衣装だったので
「あーお洋服作るのって楽しいなぁ」
機会があれば勉強したいなぁ・・ふわっとしていました

演劇部での、活動を続ける中で
他の役者の衣装を作るタイミングがありました
初めて自分が作った服を誰かが来た瞬間、

役者さんの表情がびっくりするほど喜んでくれて
表情も明るくなったんです!

このとき

「お洋服作る勉強をしよう!」

1つ目のエンジンがかかりました。

パタンナーとは

さてさて、お洋服作ってどんな仕事につきたいかなぁ、、
とアパレルのお仕事を調べ始めました

アパレルでどのような職種があるか皆様ご存じでしょうか?
1番に思い浮かぶのは「デザイナー」
かっこいいですよね!
他にも「営業」「企画」「生産」「販売」など他の業界でも
通ずる職種もあります
「MD(マーチャンダイザー」「縫製技師」
「パタンナー」「グレーダー」「スタイリスト」
という職種はアパレルならではかと思います

私がなりたいのは、このどれでもなったです。
私がなりたいのは

「洋裁教室の先生」

洋裁の技術は独学で身につけることも
可能ですが、難しく、
かといって、学校に入るのはハードルが高い、、
と思われる方が多いかと思います。
(私自身、専門学校に入るのは反対されていました)

もっと気軽に
「お洋服を着る喜び、作る楽しさを伝えたい」

と思いそれが叶う「洋裁教室の先生」を志しました。
実は今でもその野望(?)は捨てていません。

とはいっても
専門学校を出てすぐ「洋裁教室の先生」になるのは不安で、
アパレルの会社で経験を積もうと思い
将来やりたいことに生かせる「パタンナー」として就職しました

       「パタンナー」
すごーーーーくざっくりお伝えすると
「服の設計士」です(どや!)

主に服の型紙・縫製するための書類(仕様書)を作るお仕事です
型紙や、仕様書を作る為には、素材や構造を理解していないと出来ません
人に教えるには、それらを理解して伝える技術をみがきたいと考えた
のがパタンナーを選んだ理由です

パタンナーのお仕事は
大変なこともたくさん(たくさんすぎるくらい)ありましたが、
お客様、職場や工場の皆様に教えて頂きながら
楽しく続けていました。
学校出て、ビジネスマナーすら出来ない私を育てて頂き
感謝しかないです。

悩み

やりがいを感じながら
1つ悩みがありました

「私(私たち)の作った服を手に取る人を見れない」

仕事が増えれば増えるほど、いい商品を作れば作るほど、
「この商品売れてます~」「好評です~」
販売の方や、会社様から教えて頂いたときはなおさら、
嬉しいと思いながら、買った人に会ってみたいと強く思い
何のために?誰のために?仕事をしているんだろうと悩んでいました

転機

新型コロナウィルスが流行し、
仕事以外の趣味などが出来なくなり時間が出来たとき、
自分自身との会議を開きました

私がなりたい
    「洋裁教室の先生」

私の悩み
    「作った服を手に取る人を見れない」

いずれも
    「お洋服を着る喜び、作る楽しさを伝えたい」
からきています。
洋裁教室は、人が集まること・資金面・認知度などの理由から
難しいかなと思いました(野望は捨てていませんが!)

私の出来ることでやれることはないだろうかと考え
パタンナーであることを生かし
オーダー&セミオーダーブランドをしようと思い立ちました!
これが2つ目のエンジンがかかった瞬間です。

行動が制限され不自由な生活でしたが、
自分自身を見直すいい機会をもらえたなぁと思っています

実は

SNSも苦手、文章も下手、写真も上手く撮れない
(書かなくてもばれているかもしれませんが 笑)
上手くいくのか不安に押しつぶされそうになるときも正直あります。

それでも新しい出会いもあり、
様々な角度からお話しを伺い勉強させて頂く機会があり
ブランドを初めてから知り合った方も多くいらっしゃいます。
皆様生き生きとされていて元気を頂いています。

また、少しずつお客様も増え、
私のお作りしたものを自分の手で届けることが出来ています。
ただ悩んでいた時よりずっと幸せです。

オーダー頂いた商品を納品し
お客様が喜んで頂けている様子を見るのが
一番の喜びです。

最後に

不安なことや失敗もたくさんありますが、
ただ作業的にお仕事をしていた時よりずっと
わくわくして毎日を過ごしています。
やってみないとわからない、
悩んでいるだけでは、思っているだけでは変わらない。

私らしく、
「あなたのためのフリーサイズをお作りします」
を続けていきたいと思います。

まだまだ始めたばかりのオーダー服「F」ですが
少しでも多くの方に喜んで頂けるよう進んでいきたいと
思います!

                                                                maika

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