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今までもこれからも、生きる

今まで、自ら死を選んで来なかったことが、奇跡だと思った。
大袈裟なことではなく。今まで嫌なこともたくさんあり、恥ずかしいこともあり、うまくいかないこともあり、何がなくとも辛かった日々に、なんとか生きてきたのは素晴らしいことだと思った。

私は今喉風邪を拗らせて仕事を休んでいる。病状はかなり良くなっているが、昨日までは1週間も続く体調不良に心のほうがやられてしまっていた。

仕事と転職活動を並行しているが、その面接をいくつかキャンセルせざるを得なかったり、体調不良で応募を忘れていたり、これからどうしようと思ってしまっていた。今は回復に専念せよと思うが、チラチラ思い浮かぶのは今後の転職の方向性について。こんな時に体調を崩すなんて、そっちは違うよっていう暗示…?とも思ってしまった。元々スピリチュアルを完全信仰しているわけではないものの(ゼロとは言えない)、こう体調が悪くなると心が弱るからかそうやって考えてしまうものだ。

恥ずかしい有様でも、なんとか生きていける。不甲斐なくても、親に頼っても、かっこつけられなくても、うまくいかなくても、太っても、コレステロール値が上がっても、通帳の残高がみるみる減っても、なんとか、生きていける。

繰り返しになるけれども、体調を崩している時に将来について考えない方がいいんだと思う。でも、私の頑固頭は一度決めるとなかなか曲げられないから、柔軟な考えられないから、その道をやめる道もあるんだよ、その道を選ばなくても生きていけるよ、ということだけ、今日は覚えておきたい。

寝込んでいる間にお盆期間が重なり、夢で死んだ祖父母に会った。夢の中で「おじいちゃんは、もう亡くなってるじゃん〜」と笑ったが、起きてよくよく考えてみると、祖母も亡くなっていた。
今日やっとお墓参りに行くことができて、感謝を伝えた。私は2人が大好きだから。昔はお墓参りと自分の関係が心でわかっていなくて、「ご先祖さまがいないと私がいないのはそうなんだけど、それってそれってただの結果じゃない?」みたいに思っていたこともあった。でも、やっぱり生きているってすごいことで、生きて居続けないと次の命にも繋がらないわけで、やっぱり生きることは大事だし奇跡だと思う。祖父母は戦争を生き抜いた世代で、祖父は兄弟が7人くらいいたのに他は誰も残らず死んだらしい。祖父は戦争に行っている。そういうことを思うと、東京人だけど、やはり8月のお盆は終戦とも重なって感慨深い。

私は、まだまだ生きていくよ。先の暗い日本かもしれないけど、できることなら、未来に生きることをつなげたいよ。
私は、自ら死を選ばないと、誓う。

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