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英検1級二次試験で二回落ちて三回目に合格した話 その2

前回の記事では、英検1級1回目のトライで、二次試験であと1点のところで不合格となったところまでを書きました。今回の記事では、1回目の対策をもう少し詳しく、2回目に向けてどのように対策したか、当日のスピーチ、結果がどうだったか、を書いていきます。

1 二次試験1回目、やった対策まとめ

1回目の時にやった対策を以下にまとめます。

IPEアカデミー(名古屋市)で10月~2月、1回30分の対面レッスン(アメリカ人講師)
  使用教材:50トピックでトレーニング英語で意見を言ってみる
  直前2回は英検のトピックをスピーチする練習
・一次試験終了後 レアジョブ1回25分×25回
  内容:Daily News Article
エブリ・イングリッシュ・サービス(名古屋市)で面接対策1時間1回(日本人講師)
・エッセイのシャドーイング英検分野別ターゲット英検準1級ライティング問題 
・スピーチ練習(ポイントのみ考えるのを含む) 40本

そんなに根詰めてやっていないイメージがありましたが、こうやってまとめてみると、結構やっていました。

2 2回目に向けてどのように対策したか


最初のトライで、結構自信があって落ちたので、少しは凹みましたが、不合格が判明してからすぐに次に向けての対策を考えました。1回目の結果を振り返って、どこが悪いか自分ではわからなかったので、とにかく英検に特化したスクールでどんどん対策を進めていこうと考え、バリューイングリッシュというオンラインスクールを見つけて、3月からやってみることにしました。バリューイングリッシュについては、英検1級合格を目指す方にほんとうにおすすめのオンラインスクールなので、別の記事で詳しく紹介します。いろいろとコースがありますが、ダイレクトに対策していきたいと考え、英検1級二次対策コースを申し込みました。実際のテストと同じ流れでシミュレーションをやり、そのあとにフィードバックをもらう、というレッスンでした。25分のレッスンを15回やりました。レアジョブも継続して、25分のレッスンを63回やりました。内容はほとんどはDaily News Articleでしたが、直前は、英検のトピックについてディスカッションをしました。また、対面の英検面接対策もこの時は2回やりました。スピーチは上記の対策の中で60本程度練習をしました。また、前回に引き続き、英検準1級ライティング問題集の模範解答のシャドーイングもやりました。そして、英検1級受検者のみなさんの大半が持っている、Jリサーチ出版の英検1級面接大特訓を購入して、車での移動中にずっとCDを流していました。そして、一ノ瀬先生の英検1級スピーチ200題チャレンジの動画も見ました。絶対に合格したかったので、やれることはすべてやろうと考え実行しました。1回目の時と比べて5倍くらいはやったと思います。

3 当日のスピーチ

合格したい、という気持ちが前回よりも強かったため、緊張しました。スピーチでは、ラッキーなことに試験の1週間ほど前に練習した過去問とほぼ同じトピックが出ました。以下のトピックです。

"Have humans done irreversible damage on the planet?"

スピーチの内容は練習とほぼ同じことを言いました。以下は練習時に書いたものです。

I believe that humans have done irreversible damage on the environment. I have several reasons to support my opinion.
First, humans have made a lot of animals extinct. More animals have become extinct after humans developed civilization. The extinct animals will not exist again. 
Second, nuclear power plant accidents have given irreversible damage on the planet. Unlike other chemical materials, nuclear substance gives creatures or the environment ever lasting damage. It is said that uncountable years will be needed to eliminate the substance completely. 
Third, human activity has cause serious marine pollution. For example, there have been oil leaking accidents. Also, some parts of the sea are filled with micro plastic.
For these reasons, I strongly agree that humans have done irreversible damage on the planet. 

インタラクションの内容は主に環境に関することでしたが、詳しくは覚えていませんが、そんなにつまらずに答えられた、という感じでした。 1回目と同じく、「受かったと思う」と周りに話していました。

4 2回目の結果

前回とまったく同じで、受かっていると思って合否確認画面を開く→灰色の帯が目に入る→不合格の文字→しばらく受け入れられなくて呆然とする→絶望というパターンでした。1点足らず不合格でした。点数は以下の通りです。

 スピーチ     7点
 インタラクション 7点
 文法語彙     5点
 発音       6点
    合計      25点      
(合格点26点)
前回と同じく、自分ではできたつもりでいたので、不合格判明直後は「面接官厳しくないか?え?鬼か?」とずっと文句を言っていました。その後、じわじわ絶望の波が押し寄せ、半月ほど英語から離れました。1回目の不合格のダメージは、まだHPゲージは黄色で、回復魔法を使えばすぐに復活して戦える程度のダメージでしたが、2回目の不合格ではHPゲージが真っ赤の瀕死状態でした。いや、「しに」になっていたかもしれない。とにかく、「自分は英語が出来ない」という烙印を押されたような気持ちになり、自信はズタズタに引き裂かれました。

以上、2回目の二次試験チャレンジとその結果について書きました。次回は、3回目に向けての対策について書きます。

英検1級二次試験で二回落ちて三回目に合格した話 その3

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