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アルファベット(GOOGL) 2024年1Q 決算&カンファレンスコールまとめ


決算

⭕️EPS:実際$1.98 予想$1.51
⭕️売上高:実際$80.54B 予想$78.75B
前年同期比売上高成長率:15.4%
Memo:
以前から懸念されていたユーチューブの広告収入は21%増の80億9000万ドルサブスクリプション、プラットフォーム、デバイスの収益は18%増。
クラウドの勢いも止まらず、売上高は28%増、営業利益は前年比4倍以上。
営業利益は前年比46%増の254億7000万ドル。
営業利益率も前年同期の25%から32%に拡大した。

セグメント別売上高:
グーグル検索とその他:461億6000万ドル(14.4%増)
ユーチューブ広告:80億9000万ドル(20.9%増)
グーグルネットワーク:74億1000万ドル(1.1%減)
グーグル・サブスクリプション、プラットフォーム、デバイス:87億4000万ドル(17.9%増)
グーグル・クラウド:95億7000万ドル(28.4%増)
その他:4億9500万ドル(71.9%増)

セグメント別営業利益:
グーグルサービス:279億ドル(28.3%増)
グーグル・クラウド:9億ドル(371%増)
その他ベット:-10.2億ドル(前年同期:-12.3億ドル)
アルファベットレベルの活動:-23億ドル(前年同期:-33億ドル)
同社は、700億ドルを上限とする自社株買いを承認し、1株当たり0.20ドルの現金配当を発表した。

CEOコメント:
「第1四半期の業績は、検索、YouTube、クラウドの好調を反映している。我々はジェミニ時代を順調に進めており、全社的に大きな勢いがある。」



CC(カンファレンスコール)

ハイライト

この四半期は、検索、YouTube、クラウドの好調な業績に支えられた素晴らしい四半期だった。
同社は、AIと検索に重点を置いている。
同社の勢いと戦略について、グーグルは年間売上高1,000億ドルに到達するのに15年以上かかった。
この6年間で、年間売上は1,000億ドルから3,000億ドルを超えた。
もちろん、第1四半期の業績で分かるように、検索がその原動力となり続けている。
さらに、YouTube全体とクラウドを合わせると、2024年には年間1000億ドル以上の売上になると予想している。
これは、新たな成長事業への投資と構築を成功させてきた同社の実績を示している。

AIイノベーションの次の波とそのチャンスに対して、同社がどの程度のポジションにあるかのポイントは6つ。
1つ目は、研究のリーダーシップ。
2つ目は、インフラストラクチャーのリーダーシップ。
3つ目は、イノベーションと検索。
4つ目は、グローバルな製品展開。
5つ目は、実行速度。
6、収益化の道

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