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ルールも知らずに観るサッカーって楽しいですか?

超絶久しぶりの投稿。

ちょっとタイトルが煽り気味ですがそんなつもりはございません。平凡な物よりも目につくかなと考えた実験のような物です。

本日の内容は2020年明治安田生命J2リーグ第11節。京都サンガF.C.対水戸ホーリーホック@サンガスタジアムbyKYOCERAの一戦のレフリングについてです。


おさらい

とりあえず簡単にこの試合のおさらい。

ホーム全勝中の京都が前半ジュニーニョのスーパーゴールで先制するもコーナーキックから同点ゴールを献上。

後半には京都もコーナーキックからウタカの今シーズン10点目で追加点を奪うも再度失点。真夏の連戦ということもあり、終盤は両チーム選手のから疲労が見られオープンな展開の試合になるも、両軍GKの好セーブ連発により2-2のドロー決着。



執筆経緯

今回このnoteを書こうと思った経緯は単純明快。

上村篤史主審に対しての批判が凄まじかったから。

がしかし、昨日の試合で上村主審があれだけ非難されるほど酷いジャッジは無かったはずです。

サッカー観戦において、知識不足による支離滅裂で見当違いなレフリー批判ほど見苦しく不快なものはないので、このnoteを読んで昨日のレフリングや今後の観戦時にも役立てていただけたらな〜という想いです。

ただ僕はプロの審判でもないので、この意見が絶対とは限りません。

あくまで個人の意見としてお楽しみください。それでも、それなりに普段から試合は観てるつもりですしルールも理解してると思っております。


検証対象プレー

ということでハイライトで1度、フルタイムで1試合確認しました。

※以下に記載する時間は

〇〇分 ←試合中の時間

()  ←DAZNの配信時間上の時間

個人的にジャッジに文句が起こりそうなプレー3点と、スタジアム内でざわざわしたプレー1点の計4点をピックアップ。

※)当記事を公開後、検証依頼が2点ございましたので、以下に追加しました。

1点目 水戸6番平野選手のハンド疑惑

37分08秒 (1:22:47~)

京都29番中野選手が、京都2番飯田選手のヒールパスを受けて、対角線上の京都8番荒木選手へパスを送ろうとしたところ、水戸6番平野選手の手に当たってしまったシーン。

このシーンは十中八九、上村主審は確認できています。(見逃したわけではない。)その根拠として、他の選手からのハンドのアピール後に右腕を下に振り、反則はなくプレーを続行するようなアクションをとっています。これは私もスタジアムで確認できたため、主審の判定を支持できると考えました。


主審の判断の根拠としては水戸6番平野選手の手は、不自然な上がり方をしていない(直立時において自然な位置)とのことから、ノーハンドのジャッジを下されたと考えられます。

競技規則に関しては以下のビデオもご参照ください。ハンドについては32秒あたりから説明が始まります。

また、基本的に試合中に怪しい判定があると、主審を見ることをオススメします。

見逃していない限り、主審は何かしらのアクションを起こします。

何か良い画像を探したのですが見当たらなかったので、言葉で説明します。

怪しい事象が起こるも、ファウルを取らない際は両手を中央したからそれぞれ左右に大きく開きます。今回の上村主審は右手のみでしたが同じ意味合いと捉えて良いでしょう。これは主審によって多少違うことがあります。

こんな感じです。

画像1



2点目 京都8番荒木選手が倒れたシーン

57分24秒(2:01:56)

個人的に騒ぐほどのことでもないし、明らかにノーファウルだと思ったこのプレー。

京都6番本多選手の縦パスを触らずに反転しようとした京都8番荒木選手が水戸16番山谷選手に倒されたように見えたシーン。特に手がかかったわけでもなく滑っただけのように見えるのでノーファウルで問題なかったかと。

その前に京都17番ジュニーニョ選手が競り合い時に引っ張られていた旨の抗議を京都實好監督が行い、ここからスタジアムの雰囲気が悪くなった印象です。この件に関してはDAZNで確認が取れないため言及することは避けます。



3点目 水戸4番ンドカ選手のPK献上疑惑

58分04秒〜(2:02:36~)  

  京都29番中野選手が京都9番ウタカ選手とのワンツーで抜け出しボックス内へ進入。その際水戸4番ンドカ選手のタックルで中野選手が倒れたシーン。判定はノーファウルでした。

スタジアム内は騒然。中野選手以外は審判に駆け寄り猛抗議。わかります。怪しかったですよね。でもこういうのって本人が一番わかってます。中野選手ほとんど抗議してないんですよね笑

それだけでは証拠不十分なのでリプレイを確認。

ンドカ選手のタックルは全く中野選手の足に当たってないです。よって上村主審の判定は正解であったと考えられます。


4点目 京都19番麻田選手のPK献上疑惑

76分7秒~ (3:27:02~)

水戸27番松崎選手の縦パスをボックス内で受けた水戸18番深堀選手が、中に入ってきた水戸松崎選手に落としたところ、京都19番麻田選手の右足が松崎選手の左足に当たってることを確認することができましたが判定はノーファウル。

ここはPKを取られても全くおかしくないシーンに思えますが、京都としては助かったシーンですね。


追加分1 麻田選手のFK献上シーン1

9分21秒~(0:54:58~)

水戸10番山口選手のドリブル突破から中に切り込んで行ったところ、足でひっかけてしまいファウル。

麻田選手は試合を通じて足先だけでボールを取りに行くようなシーンが目立ちました。これはDFとしてはやってはいけないプレーでファウルを取られる可能性が格段に上がります。また、足先だけで取りに行くとかわされた際に次のプレーへ移りにくく極力避けたいプレーです。

理想的なプレーは体(肩あたり)をぶつけたり、相手選手とボールの間に入っての奪取ですね。京都の場合は6番本多選手がうまい印象です。

追加分2 麻田選手のFK献上シーン2

34分31秒~ (1:20:11~)

京都麻田選手が縦パスを水戸の平野選手が奪取。縦に出したボールを京都29番中野選手がスライディングでカットに行きますが、水戸9番中山選手の前へ。その時中山選手が体を麻田選手とボールの間に入りキープしようとした所、麻田選手がぶつかってしまうような形でファウルを献上。

この判定には麻田選手も抗議。

しかし個人的には麻田選手の気持ちもわかりますが、完全に中山選手が麻田選手とボールの間に入りきり、麻田選手の接触により中山選手は倒れてしまったので仕方のない判定に感じました。中山選手がうまくファウルを獲得したような感じですね。

感想

以上が個人的に判定で揉めてもおかしくないシーンかなと思います。

スタジアムの雰囲気的に、あと5つは検証対象プレーがあるように思いましたが、見直してみるとそんなになかったですね。

昨日の審判団は最低だの0点だの意見を見ましたが、そこまで酷い判定もないし、加点方式でも減点方式でも0にはならないですよね〜

別にルールを知らないくらい良いんですけど、学ぶ気もないくせに汚い言葉で文句だけ垂れ流されると聞いてるこっちが不快ですし、審判団へのリスペクトにかける行為ですのでお辞めいただきたいです。

今年のJリーグのジャッジは、接触プレーに対して以前ほど笛を吹かれることがなくなったので、観る側も適応していきたいですね〜

あと、これ当たり前だと思うんですけど、気に食わない判定があった時に椅子を叩いてる音聞こえたんですけど論外ですよね。ヤメヨ...


終わりです。ありがとうございました!

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