文章力の高いライターさんと出会うnote

私は、アフィリエイト記事の9割をライターさんに外注している。常に5人前後のライターさんとやりとりをさせてもらっている。

今日採用したての新人ライターさんから、記事が納品された。

ファイルを開くと
「映画の中で、○○が○○するシーン。画になるなぁと思いつつ、」
と書き出されていたので、私のテンションは一気に上がった。

文章力とは、単に文字を整える力ではなく想像力の豊かさなのだ と言わんばかりだった。

アフィリエイト用の記事を依頼すると、味のない文章と文字稼ぎしかしてこない人が多いので、久しぶりのクリーンヒットだ。


しかし毎回、文章力の高いライターさんに出会うわけではない。おまけに文章を書いてもらわなければ実力のほどは分からない。

今回のnoteでは文章力の高いライターさんを見分けて、そのライターさんの実力を余すことなく発揮してもらうための施策をみなさんとシェアしようと思う。

非常にカンタンな内容なので、最後までじっくりとみてもらいたい。

採用時の文章力判断

今回応募してきたライターさんは3人。1人はつまらない文章サンプルを送ってきた法人で速攻不採用。残る2人のうち1人は不採用、1人は採用とした。

採用しなかったライターさんの応募文章

○○の仕事ですが、○○に関して興味があり、自分のブログを書いています。
https://○○○○
何卒よろしくお願い申し上げます。


文章力の高いライターさんの応募文章

初めまして。○○と申します。
ライターとしての経験は○○と少ないですが、このような○○○○になり○○が増え、いつか挑戦したいと思っていた○○です。

学生時代から文章を書くのが好きで、○○○○してきました。例えば、○○や、○○するように○○していくことが○○で仕方ありません

今は、○○として○○で、つい最近まで約○○年間○○業務にも携わっていました。○○などして○○は比較的得意です

○○を仕事にしていますが、○○が好きで偶然にも
○○しています。○○ですが
○○したときには衝撃でした。
読む方にとって有益な情報や、○○のような○○をお届けし、○○られたら幸いです。

何卒、よろしくお願いいたします。

○○

(上記は約300文字。実際には600文字だった。)

採用基準

結果論にはなるが、専門知識を優先するよりも文章力を取ったほうがいい結果となった。

長い経験により蓄積される表現力の豊かさは、こちらでも育てようがない。専門知識は図書館に丸1日篭れば、ある程度、身に付けることができる。


注意事項がキモ

ライターさんには、スプレッドシートで記事タイトル一覧と注意事項をシェアしている。以下が実際の注意事項。


1記事あたり1200文字以上

■記事タイトルについて
記事タイトルは、こちらで用意したものと別に考えてご記入ください。(文字数含む)
SNSシェアをされやすい記事タイトルを考えていただきたいです。

■見出しについて
見出しは見出し2(H2)、見出し3(H3)の二通りを使用してください。
見出し箇所の文頭に (H2) (H3) と表現してください。
見出し3が必要ない場合は使用しないでもOKです。

■画像について
1記事あたり画像や動画を1〜2つ掲載したいので、紹介URLや画像が掲載されているURLを納品テキストの最後に記載ください。
画像挿入箇所は (画像1)(画像2)などで表現
納品テキストの最後に 画像引用元URLを記載してください
Youtubeなどの動画引用は積極的に行っていただくと助かります。(文字数含まず)


■引用・参照について
他サイトを引用したり参考にした場合は参照元URLを納品テキストの最後に記載してください。(文字数含まず)
(こちらで記事チェックをして訂正する場合や加筆する場合にあると助かります。)

■文章表現について
文章の語尾が連続して です ます にならないように気をつけてください。(文章が短調にならなければOKです)
1文が非常に長くなることは避けてください。
リスト(箇条書き)やテーブル一覧などで表現できるところは出来るだけ使用してください。

■SNSについて

当メディアはSNSシェアしてもらうことが多いので、シェアされやすい記事を意識していただけるようお願いします。

以下意識するポイント
(削除)

納品形式は txt あるいはdocx 他はご相談ください。

■参考サイト
(リリース系記事)
(ハウトゥー系記事)

記事内容がよければ、文字単価をアップしていきます。何かご不明な点などありましたらお気軽にご質問ください。

こんな記事があったら面白そう!というご意見もいただけると助かります。

長くなりましたが以上です。

注意事項のポイント

つらつら文章にしない

普段ブログを書いていないライターさんに多いのが、エッセイのようにただただ文章をつらつらと書いていくタイプ。

ブログ記事は、エッセイのような読み物と違い、情報をまとめて読者に提供しなければいけない。

なので、リスト・テーブル表現を用いることや見出しルールを書いておくことが重要だ。

冒頭文の有無

文章力の高いライターさんは何も言わずとも判断してくれることが多いが、読者を引きつける冒頭文が必要な場合は、それも注意事項に明記したほうがいいかもしれない。

①情報をすぐに知りたい=冒頭文なし
②読み物として読む場合=冒頭文あり

SNSシェアされた記事を何となく読み始める なんて場合は②じゃないかな。自分のサイトがどちらのパターンか考えてみればいい。

アフィリエイト記事の場合だと、冒頭文に結論を持ってくるパターンも多いだろう。


画像の提供

ライターさんに依頼するべきか、しないべきか? いつも迷うのが画像の有無である。

画像ファイルまで用意するのはライターさんにとっても手間なので、記事を書くために参照したURLをもらうようにしている。文章だけの記事に画像をつけるのは大変だが、ライターさんが参照したURLを見て画像を選ぶのは時間がかからないのでおすすめだ。

記事タイトルを考えてもらう

記事タイトル一覧を作って、ライターさんとシェアして好きな記事を書いてもらうようにしている。なので、記事タイトルをライターさんに考えてもらう必要は本来ないのだが、ライターさんにはもう一度記事タイトルを書いてもらうようにしている。

記事タイトルの書き方一つで、クリック率が大きく変わってくるので自分が考えた記事タイトルとは別に、ライターさんにも考えてもらい、自分の記事タイトルと比較して記事タイトルを決定する。

これは案外いい効果が出ているので、ぜひみなさんにもおすすめしたい。

記事タイトルも他人任せにしてみた(2020.9.4追記)

本来であれば、記事を外注するために記事タイトルを30〜100本ほど準備しないといけない。自分の作業がボトルネック(ようするにサボり)になると後の外注依頼が止まってしまう。

なので、今回はタスクで記事タイトルを募集してみた。

【募集要項】

○○を楽しくするメディアを運営しています。メディアに掲載する記事タイトルを3つ考える楽しいお仕事です。

メディアターゲット:(性別・年齢・職業・趣味などの説明)

【記事タイトルづくりのルール】
・○○で思わずクリックしてしまう記事タイトル
・TVで見たトレンド情報、(以下略)などの話題
・○○に関心のある方が○○する話題(○○、○○、○○ など)
・意味不明、単調、語彙力のないタイトルは非承認

※タイトルづくりのコツは他の人に教えてもらった部分もあるので、伏せさせてもらった。記事タイトルの雰囲気を知ってもらうために参考サイトを2〜3つほど書いたほうがいい。

あと、どんな雰囲気の記事タイトルにしたいかも書いた。例えば、ニュース記事っぽく とか エモく とか ビジネス書籍のタイトルっぽくとか。

条件

依頼価格 30〜50円程度が適性と思われる
タスク数 50〜100程度(1タスク3記事タイトル記入)

タスク

質問1〜3の3つを入力
1文30〜40文字(ここはそれぞれの必要に応じて変えよう)


記事タイトルを募集した結果

・労力ゼロで記事タイトルが大量に手に入る(100タスクで300記事タイトル うち200以上が使えるタイトル)
・自分が知らないトレンド情報をGET
・心情を言葉にしたタイトル(例:失恋したときに 海外旅行いけない今だからこそ)が上手
・季節を意識した記事タイトルが多かった
・記事タイトルのパターンバリエーションが豊富(いろんな人が作っているので)

いいライターさんに出会えたことに感謝

今日はいいライターさんに出会えたので、みなさんにご報告したかったんだ。

ライターさんのライティング能力を最大限引き出して、win-winになるといいよな。

みなさんにもよい出会いがあるようお祈りしよう。ラーメン。

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あ、ちょうどよかった。ちょっとそこのハートマークを押してくれるかな。 ん?画面下のハートだ。赤くなった? おぉありがとう。 神のご加護があらんことを。