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【塩蒸しかぼちゃ】お弁当の隙間を埋めるだけではない志高きウリ科のスター。

昼食に対しては「空腹を満たせばよい」くらいの期待度しかないので、手弁当がちょうどよいのです。

「飽きた」「貧相」などのマイナーな気持ちはなくて、週5で淡々と食べています。

とはいえ、中身にこだわりはないにしても、お弁当の隙間は埋めねばならない。そこで頼るのが「塩蒸しかぼちゃ」です。


塩蒸しかぼちゃ

【材料】
・西洋かぼちゃ   正味1/4個 *今回は326g
・塩        0.6g(ふたつまみ程度)
・水        100g

【作り方】

1.かぼちゃのワタと種を取り、食べやすい大きさに切る。

2.鍋(フライパン)に材料をすべて入れ、ふたをして中火にかける。

3.沸騰したら弱火にし、約8〜10分煮る。
(途中で水がなくなりかけたら大さじ2〜3ほど追加)

4,ふたを開けて水分を確認し、残っている場合はふたをはずして少し火を強めて飛ばす。
(焦がさない)

5.火通りを確認して、火からおろす。
(念のためにふたをして蒸らしてもよい)

かぼちゃ、塩、水、以上。
面取りの必要なし。したら負け!
崩れかけくらいがおいしそうに見えるの。
フライパンにかぼちゃ、水、塩をパラパラ。
かぼちゃは動かしません。静止。
中火スタートで一度沸かします。
ふたをして弱火〜中火で4分経過
火通り確認。水が減って焦げ防止のため、
今回は50cc追加でさらに4分加熱しました。
水分がキープできていたら追加は不要です。
約8〜10分を目安に加熱します。
消火後ふたをして5分放置。これで安心。
冷めてから保存容器に入れます。
少し角が取れて穏やかな表情に。
ホクホク感が滲み出ます。


この角度で包丁を入れると切りやすいかも。
まだ結論は出ていません。物騒感マシマシ。


ヘッダー画像のように地味なメンツの中では、かぼちゃのオレンジ色が目に染みます。
プチトマトとともに色物のスター。料理といいにくいレシピの果てに、このような重責を担ってくれて頭が下がりますよ。宝塚歌劇団に例えると娘役?

もはや準主役級の扱いです。
西洋かぼちゃを見つけられなくてお弁当に入らない時は、物忘れしたような寂しさを感じます。

薄い塩だけのシンプルさゆえ、素材の甘味がすべて。メキシコ、ニュージーランド産などの西洋かぼちゃ一択。「遠くからよく来たね、わたしの弁当箱まで」とささやく。

これを作っておくと、お弁当の隙間だけでなくて、味噌汁やサラダ行きも可能です。ほぼ味をつけていないから汎用性が高くて優秀。

日本かぼちゃとは、上品な煮物としてお皿の上でお目にかかりたいのです。忘れていないから。

ヒガシマル醤油さんから画像をお借りしました。
このイメージ。


お弁当箱(おかず入れ)として使っています↓↓
長所は多々ありますが、洗った後の「水切れ」が抜群によいので気に入ってます。



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