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「作る」「食べない」シーソーゲーム夏の陣

これだけ暑かったら食欲が落ちるかと思いきや、何の変化もない。図太くなってしまったものだ。

うら若き乙女の頃、とにかく夏が苦手で食事を摂るのに苦労した。カルピスときゅうりとそうめんで過ごしたこともあった。食べろといわれてもダメだ。

食べたくないのに食べることなどできようか。


高齢者は特に食欲の波が大きいと思う。
体調の波気分の波とともに。

今夜のこと。夕食の準備ができたので呼びに行くと、気分が悪いという。「欲しくない、食べられない。」20分後に再び声をかけると「食べてみる」に変わった。半分量は食べて欲しいな。

(今日の献立)
ぶり塩麹焼き、ゴーヤチャンプルー、ブロッコリー納豆麹がけ、大根千枚漬け風、プチトマト塩麹漬け、キャベツ塩昆布あえ

作り置きを多用しつつも好きなメニューのはず。しかし、白ご飯3口、ゴーヤ1口、ブロッコリー2口、大根3口、プチトマト2個(魚は拒否)で終了した。

よくがんばった。薬を飲むために食べたのね。

食べたくないのに食べることなどできようか。

好きな時に好きなものを好きなだけ食べたらいい。定時(薬の時間)に、栄養バランスを保ちながら、理想の量で、嗜好を反映させて食べる難しさといったら。


食べるプレッシャーはかけたくないので、好きなメニューを食べやすく、さらに少ない量で試す?
食事の自由度は高い方だと思っているのは、わたしの自己満足かもしれない。

炎の台所で「作る」「食べない」の一本勝負が繰り広げられる。

せめて秋よ、早く来い。



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