博多ラーメン硬度統一協会【妄想スタートアップVol.2】

妄想スタートアップとは
こんなのあったら面白いかも、というビジネスやプロジェクトを勝手に妄想で書いていくマガジンです。

早速第2弾!

前回のブックスサーバーほど真面目じゃないやつを(笑)

前回のはこちら↑


今回妄想したのは

博多ラーメン硬度統一協会

なんじゃそりゃ!

博多ラーメンの麺の硬さが曖昧すぎる!

筆者は博多ラーメンの聖地、そう福岡に住んでおります。

博多ラーメンと言えば豚骨で細い麺が特徴、替え玉サービスも当たり前という独自の文化です。

そしてラーメンを頼む時に麺の硬さを聞かれるので、ヤワとか普通とかカタとかバリカタとかを店員に伝えるのです。

麺の茹で時間によって硬さを変えて自分の好みの硬さで食べるわけですね。

僕はだいたいどの店に行ってもとりあえずカタを頼みます。

僕の周りの人ではカタを頼む人7割、バリカタ2割、普通1割、というイメージです。

そして替え玉を頼む時も「替え玉、カタで。」という風に頼みます。


そう、あまりにも当たり前な光景すぎて気にしていませんが...

普通ってどれくらいの硬さやねん!!

カタ頼む人がほとんどならそれはもうカタ麺ではなくてスタンダードな普通麺なのでは!?(パラドックス)

という疑問が。

そして、

一杯目のカタ麺と二杯目のカタ麺の硬さが全然違うぞ!(元祖長浜家)

二杯目明らかに硬いことが多いから一杯目と同じくらいの硬さにするために替え玉は普通麺で頼んどくか...

ということが起きます。(みんながどうかは知りません。)

これは難しい問題だぞ...

初めて来たお店とか難しいぞ...

あとバリカタ、カタ、普通、やわ、くらいはだいたいどのお店も一緒だけどその上下の硬さはお店によって名前が違ったりする!

粉落とし、湯気通し、ずん、とか。そして硬さの目安とかをメニューに表記しているお店はほとんど無い!!!

硬さの基準を作るしか無い!

これじゃあユーザーフレンドリーじゃない、そして県外の旅行者、はたまた海外からの旅行者には難しすぎる問題になるだろう。

なので博多ラーメンの硬さを表す指標、単位を作るべきなのではないだろうか。(真顔)

例えば博多ラーメンの平均的な普通麺を

1KT

とする。読み方はイチカタだ。

これは麺の反発係数みたいな、なんかそんなんで測れるだろう。

そしてカタ麺は2KT、ヤワ麺は0KT、バリカタは3KT、という風に基準化する。

そしてお店ではうちのカタ麺は約2.3KTくらいです、という風に表記を義務付けるのだ!

そうすることによって博多ラーメン全体のサービスの質が保たれるのではないだろうか。

この基準を守らせるのが

博多ラーメン硬度統一協会

である。

抜き打ちチェックで硬さをチェックしていくのが仕事だ。

その代わり表記を正しく行っていれば協会の基準をクリアしている優良店としてアピール出来るのである。

そしてその協会に入るには年会費をラーメン屋は払わなくてはいけない、完全なる利権の誕生である。



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