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そうめんの可能性

どうも、企画やブレスト大好きなオレンジの人こと近藤です。

勝手に世の中の課題なんかに対していろいろとアイディア出しして勝手にサービスを考えたりをしたりすることがあります。

さて、この前知り合いから聞いた話なのですが、今そうめんの市場が縮小傾向にあるそうです。

メーカーの人曰く年々出荷量が減ってきているとのこと。

へぇー、そうなんだ、という感じですね。

確かにそうめんって存在感地味かも。

知り合いのお店が流しそうめんのイベントをやってて、そこにメーカーの人が来てこうやってそうめんでイベントをしっかりやってくれて盛り上げてくれてありがとうございます、と言って帰ったそうです。

ちゃんと竹を切って人を集めて流しそうめんをやる機会って確かに減っているのかもしれません。

なるほどなるほど。

なんかそうめんを盛り上げたくなってきましたね。

そうめんって嫌いな人ほとんど居ないし流しそうめんもみんなある程度テンションが上がるもんだしけっこうポテンシャルはありそうな気がしてきました。

特に流しそうめんがかなり可能性ありそうです。

大きく2つのアイディアを考えました。

1.流しそうめん職人を育成せよ

コミュニティと非常に相性良さそうなのでコミュニティの数だけ流しそうめんが活躍するチャンスというか市場があるってことですよね。

僕の知り合いにBBQ職人がいるんですが、彼はBBQという場のデザインをオーガナイズすることでブランドを確率し、しっかりとそこにビジネスとコミュニティを成り立たせています。

そうめんを売りたいならそうめん会社の中で流しそうめん職人をまず一人育成するのはいかがでしょうか?

営業担当の若い人とかが流しそうめん職人となっていろいろなコミュニティや場所で流しそうめんの企画をやりまくる。

自主企画でもいいしパーティーなどの賑やかし要員でもいいし。

流しそうめんに必要な器具などをその人が全部用意するから他の人は来て流しそうめんを楽しむだけでOK、という風にすればけっこう呼びたい人はいるんじゃないかと。

自分たちで竹を切るところからちゃんとやるのはかなり大変だしノウハウが無い、でも流しそうめんやったら絶対盛り上がる、みたいなのはあると思うんですよね。

学校のグラウンドで、とかオフィスのパーティーで、とかクラブで、とかも面白いですね。

もう一つ、竹を切って準備をするところからワークショップ化してしまうのも手ですね。

これは自治体とか子供向けのイベントなんかと相性が良さそうです。

1dayイベントにして親子参加で共同作業、良いですね。

昨今、商品を売ろうとマーケティングをする際に、そーめんをひたすら広告載せたりするだけじゃ弱いはずです。モノ消費からコト消費へ、と言われているように体験ベースのマーケティングをするべきかと思います。

流しそうめんはそーめんを体験するベストなマーケティングのはずなのでぜひやって欲しいですね。

流しそうめん職人、流しそうめん王子、流しそうめん大使、みたいなのを社内で育成する!

一人のマスコットプレイヤーを育てるのは会社としてめっちゃコスパ良いと思いますね。

エレコムのマキオさんとか

ハードオフの永田さんとか


ぜひやって欲しいー!

2.流しそうめんを改造せよ

一般的な流しそうめんは竹を切ってそこに高いところから水を流して水流を作って、そうめんの束を流して下流にいる人が箸でキャッチ!って感じですかね。

でも意外と考えてみると流しそうめんのフォーマットみたいなものってそんなに知らないなと。

知らないというか意外と正解って無いんじゃないか?という気がしました。

たぶん流しそうめんは

・そうめんが流れている

という要件さえ満たせば流しそうめんと呼べそうな気がします。(知らんけど笑)

ということはいろんな改造が可能ですね。

①まず竹じゃない

必ずしも竹に流さなくても良さそうですね。

ミニ四駆のコースに流すとかどうですかね?

水流はホースとかでたぶん作れるでしょう。

3Dプリンターで複雑なコースとか作っても面白そうでは?

コースにギミックがあってどこに流れてくるか分からないとかも面白いかもです。

パチンコの盤面みたいな感じでいろいろ水車みたいなのとかがあってなかなかゴールに入らない、みたいな。

灯篭流しみたいにガチの川でやっても流しそうめんと呼べそうですよね。

福岡なら那珂川の上流から流して中洲辺りとか水上公園辺りでキャッチするとか。

ペットボトルとかに入れて流せば可能そうです。

②競技化出来ないか

そうめんのキャッチってけっこう難しくてけっこう取り逃がしたりするのでスポーツ化出来そうな気がします。

制限時間内にたくさんグラム数を箸でゲット出来たチームが勝ち、とか。

その時流れてくるそうめんのスピードがめっちゃ速いとかだと楽しいですね。

ケルヒャーとか使って麺を送り込めばかなりスピードが出せそうです。

たまにそうめんじゃなくてうどんとかが入っててそれはキャッチしてしまったら減点とかも考えられますね。

めっちゃ速い流しそうめん、めっちゃチャレンジしてみたい。

これを機に子供はお箸の使い方も練習しちゃおう。


と、大きく2つ

・流しそうめん職人を育成せよ
・流しそうめんを改造せよ

アイディア出しをしました。

流しそうめんに限らずそうめんってもっと売り方次第でマーケット広げれそうだなぁ、と思います。

ファストフードとしてそうめんを提供するお店とか全然可能性ありそうだなと思ったり。

誰かと一緒にご飯に行く時ってどちらかがめっちゃ食べたい物よりも、どちらもが問題なく食べれる物を選ぶ、という感覚があります。

例えば一人はめっちゃお腹空いてるからガッツリ焼肉行きたくても一人がちょっと胃もたれ気味だから軽くが良い、ってなったら軽く側に合わせてお店を選ぶんじゃないでしょうか。

そういった時にそうめん食べに行く?って最強じゃないですかね?

そうめんは今はきついなぁ...って人ほとんど居なくないですか?笑

めっちゃそうめん食べたい、では無いけれどもそうめんなら良いよ、ってなれば良いのです。

誰も傷つかない選択肢としてそうめんは圧倒的アドバンテージを持っている食事のはず。

グラム数だけオーダーして茹でて、トッピングはお好みで好きに勝手に付ける。店舗のオペレーションもかなり楽そうだし原価的にも良さそうな。

難点としてはシーズンによってかなり左右されることだと思うので夏季限定のお店とかやりたいですね。

だいぶ話が広がってきてしまったのでとりあえずこの辺で。


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