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40代に向き合うことになる自分の専門性

私の40代も終盤で、ようやく40代の正体みたいなものがわかりかけている。そんなもの、もっと早くわかっていれば対処のしようがあっただろうと思っても後の祭り。だからこそ、読者には伝えたい。40代はこんな時代だよ、という事実を。もしくは、ああ私だけじゃなく他人もそうなんだと目上や同じ年代の方に思っていただけるかもしれない。内情を言葉にして共有するのは、私自身が思っているより価値があることを知っているので、書き進める。

40代にもなると、自分の強み・弱みみたいなものがはっきりわかってくる。また、自分自身の理解だけではなく、周りの方も理解してくる。この分野には強いが、この分野では人並み、みたいなスキルマップに説得力が出てくる。あれもやりたい、これもやりたい、やれるはず、のような夢見がちな30代までとはそこが変わってくる。

しかし、まだ心はたいてい若いままなので、色んなことに手を出したくなるのである。これもできるしあれもできるからやらせてくれ、と言い出すと「それならやってみてもいいよ」と言われ、立ち位置を曖昧にして働く、働ける、というのも40代の特徴だ。一つのことしかできない人より、いくつものことをできる人のほうが断然多い。だからこそ、自分の専門性をはっきりさせて、それしかやらないと決めることは大変難しい決断である。何かを手にすると同時に何かを失うわけだから。

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