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プレッシャーがかかる場面でも息ができること

私の仕事であるシステム運用の現場において、全てのタスクはスケジュール化して、落ち着いて対応できるようにしている。人間、予定があり把握しその通り推移していると心は落ち着くものである。安全に正確に対応することがミッションなので、予定通りにというのは肝である。

しかし、システムは様々な要素、具体的にはハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク、運営事業者の都合等々で複雑に成り立っているものであるから、予定していないことが起こる。これはもう避けようにない。突発的、緊急・至急、速やかに対応、のような状況がやってくるのがこの仕事の特徴である。

そんな緊急作業が起こっても仕組み的に一応は大丈夫なようにしている。元々予定作業には私は極力携わらない。緊急事態が発生したときのための私である。平常時は、チームが正常に稼働しているか目を配っていて必要に応じて指導をしている。

したがって、不定期に急なプレッシャーが私に襲いかかってくるような仕組みである。メンバー達も不安そうになるがそこは経験がものを言う。私は慌てない。いつの間にかプレッシャーがかかる場面を楽しめるようになったな、と数日前に感じたことがあった。昔も同様に緊急対応をしていたが、終わった後にどっと疲れを感じたものだった。疲れの理由は、対応中に「息をしていなかった」ことが原因と思う。無酸素運動で急激に脳をフル稼働して乗り切る感覚があった。だから終わると酸欠状態のようになる。

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