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他人へのアドバイスをしていて思うこと

私が他人にアドバイスをすることは、少なくない回数行っている。このように言語化については得意であるのと、かつ、他人よりも多くの失敗を経験していることで、よりアドバイスは説得力を持つことが多い。

人の成功談より失敗談の方がためになるのである。なぜなら、人は失敗するために行動することがないからだ。失敗したくないのに、なぜ失敗するのか。この命題に対する学びが大きい。

さらになぜ、この学びが大きいのか。それは、自分が失敗しないで、他人の失敗が聴けるというのは得だからだ。自分が失敗自体を享受しないで、失敗のプロセスを知れる。しかも、この失敗というものを他人は話さないではないか。人間はプライドの生き物なので、自分の失敗を他人には明かさないのだ。

だから、私がなぜ他人にアドバイスができるのか、ということの源泉に自分の失敗があるので、私は自信を持って、こうすれば失敗するから、やらないようにね!と断言する。そしてそれは、たいてい本当だ。失敗の痛みから生じた言葉に嘘はない。痛いのは誰でも嫌だ。

ところが。他人へのアドバイスをしていて、感想がある。たいていの人は、人のアドバイスをきちんと受け取る。理解はしてくれる。しかし、そのアドバイスに従う人など、もう誰もいない。一人もいない。相談しておいて、なぜその通りしない・・と思うのだけど、ほとんどの人は、そうしない。

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