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マネジメントの二元論

テレビ東京をぼんやり流していたら、今後のマネジメント論はどうあるべきか、という番組をやっていた。パネラーが7人くらいいただろうか。それぞれマネジメントの本を出している方達で手元に自分の本を持っていた。本が売れるといいので宣伝しにきた感じだね。パネラー達は意見を戦わせているのではなく、好き勝手に自分の意見を言い合っているだけのように見えた。確かに、マネジメントの形は人それぞれで違っていいからね。

基本的に人々はマネージャー教育を受けないまま、実務能力が高いことでマネジメントをやらされることが多いので、この手の技術については社会的にニーズが高い。そこを狙って色んなマネジメント巧者みたいな人が腕自慢する。何かの学問の大家より、実際にマネージャーを経験して悟りを開いた人の方が多いし人気がある。そりゃ、アカデミックな話より、実際の戦場で戦ってきた人の話の方が凄みもリアリティーもある。

テレビらしく、マネジメントには二極論があるように見えた。
・1on1を中心にして部下に手厚く接し、部下のニーズを最大限気にして対応するマネジメント方法。上司も部下も役割であって、対等であることを前提とする。部下の現状を把握し共感し、傾聴することでサポートしていく。
・部下には義務がある。与えられた責任をまっとうすること。もし難しい場合は上司に報告・連絡・相談すること、決定権は上司にあるため、部下とは対等では決してない。上司は部下が仕事をしやすい環境を整えることに注力する。

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