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シングルマザーRule 5: 自粛生活で自然体のわたしを取り戻す

初夏の清々しさ漂う今日の東京は、自粛疲れを吹き飛ばすかのような太陽のパワーを感じます。目に見えないウィルスに日常生活を侵されようと、今日も地球は周り太陽は燦々と輝きます。

都心で生活をしていると、私たちは自然を自分軸で観察してしまいがち。
人間の都合上に自然があるのではなく、自然の中に一人ひとりが生かされていること。
忘れていたかもしれません。

自粛生活は「自然体のわたし」を取り戻す機会を私に与えてくれています。飾りを増やすことにお金や労力を使うよりも、自然体でいようって後押しをされてるみたいです。

節約生活をしよう!と消費に後ろ向きになるのでもなく、自然体の自分が求める食料や物資、サービスに焦点を当てたい感情が芽生えます。
コマーシャルに踊らされて消費していた数々のものや不要だったサービス。
本来自分が求める「もの」が埋没していた恐れすら感じます。

ひとつ驚く我が家の傾向。
長男(12)と次男(8)と散歩に出掛けることが私には貴重な時間なんですが、これを一番楽しみにしてるのは実は母親のわたし。外はやっぱり気持ちが良いですしね。

子供達は家にいても意外と平気なんです。

ゲームをしないので、TVやデヴァイスに釘付けになっているわけでもなく、音楽を聴いたり、学校からの課題をこなしたり、工作したり、ダンス好きなのでずっと踊ってたり・・・。料理、お菓子作り、掃除の手伝い、食事に会話、興味のある外国語の勉強。
主婦に負けず、子供も家にいるとやることいっぱいあるようです。

彼らに『どうして外に出なくても大丈夫なの?』とインタビューをしてみたところ。

長男(12)
「うーん。家にいたらお腹空いたらすぐご飯食べれるしね!」
と何とも言えない男子的回答。
次男(8)
「家好きだから。安心して好きなこといっぱいできる」
ちょっとメルヘン路線強めの次男らしい回答。

ふたりとも勿論、学校がないことを寂しがっていますし、友達と当たり前に過ごしていた日常生活や大好きだった映画館や水族館に行けないことを憂いています。

それでも、状況への適応能力が実は大人より優れているんじゃないかと感じさせられます。新型コロナへの危機感も強く、真っ先に私に在宅勤務するよう勧めたのも子供達でした。

子供達は自然体です。
状況に適応し、多くを求めず、安心して楽しめる時間を自然と楽しんでいます。そういえば、『暇だ』『退屈だ』という言葉を休校になって2ヶ月間、1度も耳にしていません。

あまり可哀想とも大変とも思わず、そっと彼らの過ごし方を見護っていよう

そう思える様になりました。

そんな我が家は金曜日の今夜はピザを焼く予定を兼ねてから立てていましたが、甘かった。
強力粉とベイキングパウダーが売り切れていました。
小麦粉は1kgバッグの物が多く流通していますが、生地作りに必要な材料が棚からごっそり消えてる様子。
そうです。自粛生活でのお菓子やパン作りはリラックス効果も抜群なのです。うっすら危惧していたけど、やっぱりないですね〜。

『いいよ、いいよ。もう強力粉もベイキングパウダーもなしで作ってみるからさ。』

自然体のサバイバル精神が刺激されるのも自粛生活ならではです。
どこかマゾヒスティックな喜びすら感じさせてくれています。すごいです。

シングルマザー Rule 5: 自粛生活で自然体のわたしを取り戻す

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