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にわかサッカーファンが見たW杯2022

#新しい景色を2022
どうもこんにちは。
今日はゲームの記事をお休みして、サッカーのことを書きたいと思います。

私のスポーツ経験は野球です。
どのくらいしていたかは、強豪高校からセレクションを受けませんか?
と言われた程度。
練習を見学してこりゃ無理だと思い、シニアリーグで私の野球は終わりました。元ヤクルトファンです。
サッカーに関してはJリーグが高校生のときに開幕して、そこから見ています。
浦和ファンで、駒場によく行っていました。
そのころから日本代表の試合も見るようになり、ドーハの悲劇もテレビで見ました。生放送を見て、ガックリしたことを覚えています。
そのくらいからのにわかファンです。

前回の4年間は、16強まで行きベルギーにあと1歩まで迫って負け。
それでも途中までこのまま行けるんじゃないかって思って興奮したのを覚えています。

今回のW杯。日本人選手が年々海外のチームに所属するようになって、当然ながら過去最多の海外勢日本人と迎えるW杯。
それも聞いたことないチームに所属しているのではなく、誰もが聞いたことのあるチームに所属する選手も増えてきました。
この時点でドーハの悲劇時代よりレベルが上がっているんでしょうね。

ドイツ戦
なんかドイツがパリッとしていなかった印象を受けました。
先制点はドイツ。
「まぁそうだよね。」って思って、後半を見て。
まぁこのまま1-0なのかなって思っていたら、あれよあれよと逆転する。
堂安選手のゴールも、浅野選手のゴールも凄かった。
でも、でも。。。。以前のドイツではないから。。。。
FW陣の圧を感じなかった。自慢の守備も今ひとつだった気がします。
ノイアーも円熟期だとは思いますが、ピークは過ぎたのかな。。。
この試合で最も輝いていたのは三笘選手。彼はこの試合だけではないですがね。
彼が持つと空気が変わるというか、ドイツサッカーの歴史のようなプレスも彼には行きづらいのか。。。
ドリブル突破できたり、突破後は2枚付きになったり。
強豪国のDFを2枚つけさせる日本人は今までいなかったんじゃないかと思います。
それと日本人はドイツサッカーに対する親和性が高いというか、質は及ばずとも同じようなプレースタイルだからこそ。また日本人の所属数が最多ということもあって、ドイツ人とはやり慣れているってのが大きいのかなと思います。
それと前半戦は4バック→途中で5バック気味になった。
そこで日本の守備が安定したというか。
これは西野監督とか岡田監督が見た日本サッカーだと思っていました。
本田さんも解説で話していましたが、5バックのほうがいいというのは他の人も同じことをおもっていたのではないでしょうか。
強豪国に背伸びしすぎたのかなって思ってしまいましたから。
僕は個人的に強豪国には3バック気味の5バックか、岡田監督のようにアンカーを置く戦術が一番合っていると思いました。
でも阿部ちゃんのアンカーは、阿部ちゃんしかできないだろうけど。。。
阿部ちゃんのように守備もできて、後ろから質のいいパスを供給できる選手が今いるのかなって。。。。

コスタリカ戦
ドイツ戦が歴史的というか、奇跡というか、そんな感じで勝利した次戦。
自分たちよりFIFAランクが低いからと、各ニュースで「格下扱い」しているのが気になっていました。
スペインに大敗をしているのもあったと思う。
でも北中米カリブ海予選は、なかなか厳しい国が揃っている。
特に日本より順位の高い→同じくらいのチームがゴロゴロいる中を勝ち上がってきたチーム。僕は強いチームなんだろうと思っていました。
そのコスタリカはきっと日本を研究してきたところもあると思います。
予選の戦術的には可変式で守備をして、カウンターサッカーをするチームと聞いていました。
その時点で日本と相性が悪いんだろうと思っていました。
ずっと日本代表のサッカーを見てきて、引いた相手を苦手としているのは知っていたので。
それも日本よりかなり格下相手なら攻め勝ったりしていましたが、同じくらい~ちょっと下かもしれないチームには攻めあぐねて点を取れないで終わるパターンが多かったからです。
ただここを勝って次のスペイン戦を戦うことができれば、本戦トーナメントで戦う相手を選べるかもしれないって思っていました。
試合が始まってバチバチに守備ブロックを敷いていて、日本はボールを持たされて、でもコスタリカにはスペースもなく日本DFがボールを回して中に入れて、それを弾き返すコスタリカ。
攻める気がないのかなって思わせての突然スイッチを入れ替えて、取れそうなところで点を取りに行き、そのチャンスを掴む。
そして日本のストロングポイントの三笘選手を抑え込んだ。
これは戦術負けかなって思いました。

スペイン戦
前半の早い時間帯で、スペインが先制。
その後もポゼッションで負けていて、終始押されていた。
こりゃコスタリカみたいに大敗するのかなって思っていました。
その中での堂安選手のゴール。あれは凄かったですね。
コースは甘かったので、弾かれるんだろうな、誰か詰めているかなって思ってみていましたが。そのままゴールに吸い込まれていた。
すげーって思いました。
そしてその後の三笘選手→田中碧選手のゴール。
あのボールを諦めずに追ってちゃんと折り返して、それを見てちゃんとゴールする田中碧選手。
これがいろいろ物議をよんでいるわけですけども、FIFAがVARで判定して日本のゴールになった時、すごく嬉しかったなぁ。。。。
今までの日本人だったら「あれは無理」と足を止める選手が多かったと思います。素晴らしいって思います。
上手にボールを持てなくても、こういう場面で輝いてくるのは日本の救世主だったりスターなんだろうなって。
そして試合後にyoutubeを見ていたら、どうやら三笘選手の走り方は、陸上選手のそれみたいです。
そりゃ早いわけですよね。その陸上走りをしてもドリブルができて、相手を交わすことができるのもすごいって思います。

クロアチア戦
W杯準優勝を経験している国。
文字通り強豪国。旧ユーゴの流れを汲む、欧州のブラジルとも言われる国。
これは強いって思っていました。日本のやりたいことを上位互換で行ってくる国って。
ふたを開けてみたら、フィジカルとサッカーの上手さで押されている展開ながらも1-1まで持っていっている。
実はこの時自分が夜勤中で、試合の全てを見ることはできなかったんです。
途中で仕事が入ってしまって、片付けて来たら1-1になっていて。
帰ってきて点をとったところ、とられたところを見て、やっぱクロアチアは強いなって思いました。
でも引き分けてPK。
このPKが世間でいろいろ言われていましたね。
twitterで「PK下手」なんてのが話題に上がっていて。。。。
ちょっと悲しくなりました。
確かに4本中3本止められていて、う~んなんて思いましたが。。。。
あの場面を迎えて、きっちりコースに強い球を蹴れるかどうかってところが強豪国と日本の差なのでしょうね。
優勝を狙ってきているチームとベスト8を経験したいと思っているチームの差。
世界の大舞台で勝ち上がってきている経験と勝利を知っているチームと、これからそれを味わおうと頑張っているチームの差。
そこにキックの精度と強さが出ているんだろうなって。
まぁ、あの場にいてPKで悲願のベスト8が決まると言われたら。。。。
今までのW杯でPKを外した選手の叩かれようを見たら。。。。
置きに行ってしまう感じもわからなくないです。
今回のPKを蹴る選手は「蹴りたい人」だったとのこと。
誰しもがプレッシャーがかかり、外したら何を言われるかわからない場面で自分から蹴ると手を上げた選手を称えたいなって思いました。

にわかサッカーファンが思う考察
まず言いたいのは、やはりPK戦でしょうね。
外したから批判するってわけではないです。僕は運というか経験の差というか、そういうものを加味してもよくやったと思います。
でも批判しないってのもどうかなって思います。
強豪国ではPKを外したら何をされるかわからないくらいになるらしいですからね。
日本という国もそのくらいサッカーに熱量を持って応援できるようになると、また変わってくるかもしれません。
その中でにわかサッカーファンの批判をどう受け止めるかとか、経験者がその意見はどう違うのかって説明してあげることも大切なんじゃないかなって思います。
僕もサッカーに対して間違っている意見を記載しているなら、ぜひ訂正してほしいって思っています。

そして日本が目指す先。
日本サッカーでの課題って、いつも決定力不足だって言われていますね。
自分は漫画が好きです。サッカー漫画もよく読みます。
もしかしたら本当にブルーロックが必要かもしれません。
その中で思うこと。これも漫画からの受け売りですが・・・
日本の目指す先は、ドイツサッカーなのではって思います。
自分はにわかなのでこういう意見になるのかもしれませんが、日本人GKって大半が若林源三だと思っているんです。
彼は守備を重視したGK。
そりゃGKは抜かれたら終わりなわけですから、守備を本職としても悪いわけではないでしょう。
ただ強豪国はGKはチャレンジしながら守るもの。GKから攻撃を組み立てるものって言われているようです。
ノイアーとかもそうですよね。
僕が知っているキーパーだと、昔の選手でカンポスとかチラベルトとか。
足元がうまいGKが必要なんじゃないかなって思います。
カンポスはGKとFWができる。チラベルトはキック精度が高く、FKも蹴るような選手。
日本だと浦和の西川選手や今回の控えGKだったシュミット選手もそのようですね。
キックで攻撃のスイッチを入れれる選手がいたら、高い位置をとりDFとボール回しができるキーパーがいたら、また違ったサッカーが見れるのかなって思います。
それとこれは「フットボールネーション」の受け売りですが、ドイツ人にとってのGKってとはスーパーヒーローとのこと。
いいGKがいれば、いいFWがが育つ。これがドイツらしいんです。
それにドイツのGKはロジカルに教育を受けるようで、このポジションにボールを運ばれると、GKはここまで出てボールを止めに行くなんて決まっているとのこと。
決まり事を忠実に実行する日本人の得意なパターンなんだろうなって思います。きっと守備面でも決まりがあって、ロジカルに考えたりする。
その中の戦術がゲーゲンプレスなんだろうって。
このプレスも日本人が得意とすることができるのでは?なんてにわかなので思ってしまします。
なのでドイツ人監督が就任して、GKコーチを連れてきて教育する。
そんなことができれば、面白い未来がまっているのではなんて思います。

それとブルーロックみたいなFW選手をつくるだけではなく、各ポジションを下の年代から「職人」になれるくらい育成できたらまた違うのでしょうね。
野球もそうですけど、どうしたってそのスポーツに対して能力の高い選手は中心選手になる。
その中心のなり方ですが、野球ならエースで4番とか、サッカーなら攻撃的MFとか。
そのほうがチームが勝てるのはわかりますが、プロになってからそこからコンバートしたのでは遅い気がします。
本人のモチベも下がるでしょうしね。
本田さんも言っていました。「DFから守備的MFから攻撃のスイッチを入れられるようなパスができれば」と。そしてアオアシの作者は主人公をSBにコンバートし、そこからの司令塔という役割を与えました。
これも現代サッカーが後ろからゲームを作るということが重要視されているって表しているのでしょうね。確かドイツのキミッヒという選手がこれだったと思いましたが。。。。
日本サッカーは若い年代のほうが強いです。
また育成方法を変えたら、また違った日本代表が見れるのではって思ってしまします。もしかしたらもうアカデミーとかで行われているのかもしれませんけど。
でも各ポジションの選手がキラキラ輝いて「DFやりたい」とか「FWがよりGKやりたい」なんて子供たちがたくさん出てきたら、サッカーのレベルアップにつながるんでしょうね。

なんて漫画から得た知識で話す日本サッカーの展望(希望)は「ドイツをモデルにしてほしい」なんてことで終わります。

それと最後に、ケイスケホンダさんの解説がすごく面白かった。
選手目線だったり、監督目線だったり、目まぐるしく変わるサッカーという試合をその瞬間を切り取った解説は好評だったのではないでしょうか。
これも彼のカリスマ性なのでしょうか。

ではまた。

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