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【活動レポート】災害対応を学ぶオンラインセミナーを開催しました!

セミナー概要

2023年6月24日に医療的ケア等がある子どもと家族における災害対応を学ぶオンラインセミナーを開催しました。

前半は日本財団 災害対策事業部 高島友和 氏より
・災害の概要
・発災時から日常に戻っていく過程での支援者数の動き
・日頃から支援者を増やしておく重要さ
をお話しいただきました

後半は清泉女学院大学の北村先生と室先生より、
・2019年に起こった台風19号による長野県千曲川の堤防決壊時の被災事例
・それを受けて立ち上げた「減災ナースながの」の活動事例
・電気自動車を活用した電源確保の紹介
をお話しいただきました。

▼アンケート結果▼

参加者の約57%の方が医療関係者でした
県内参加者は全体の約48%、県外参加者は52%でした
参加者の約87%の方が「非常に満足した」・「満足した」と回答しました
今後の防災対策において参加者の約96%の方が
「役立つ部分が非常にあった」・「役立つ部分があった」と回答しました

参加者からの気づきの声・・・

電気自動車を活用できるということは学びになった
・電力や非常食の備えはもちろん大事だが、人との繋がりを密にしておくということがとても重要だという学びがあった
・普段からサポーターを増やしておき、いざという時にサポートしてくれる人がいることが災害への備えとしてとても重要だと思った
・小さなつながりが、やがて大きなつながりになるよう、日々のつながりを大切にしていこうと思うことができた
・助けを求める場所や人が多いことが大事であり、日頃から地域と繋がることの大切さを改めて感じた。
災害発生からしばらくしてからの情報も普段はなかなか耳にしないので興味深かった
・災害時の対応をイメージするだけでなく、実際にシュミレーションしてやってみることが大事だと思った

オレンジキッズケアラボとしても災害対応をテーマとした初めてのセミナーでした。災害への備えというと、まずは災害用品や備蓄を考えてしまいますが、それ以上に周囲の人との助け合いや支援を頼める関係性を日頃から築けているかの方が重要に感じられるセミナーでした。

さいごに

私たちが実践する活動の多くは、まだ制度に結びつかず、法人の収益になることはありません。こういった取り組みを継続していくためにも、オレンジキッズケアラボでは年間を通して寄付の募集をしております。皆さまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

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