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全人類に読んでほしい!世界共通語の家事小説。

「家の形だけ数がある」
家事の本質を捉えた一文。わたしが1番心に残ったワードです!

せやま南天さん「クリームイエローの海と春キャベツのある家」(朝日新聞出版)さんから書籍化 おめでとうございます。「クリキャベ日記」で編集日記を追いながら、書籍化を大変心待ちにしておりました。編集者さん、校正者さん、イラストレーターさん、それ以外にも多くの人の手を返し書籍が作り上げるまでの舞台裏を垣間みさせていただき、実際に発売を経て読んでみると大幅に加筆修正されているのがわかりました。

加筆修正されている部分があることで、noteで読んだ時よりも物語に深みが増したように感じます。特に、津麦の過去の生い立ちや経歴、家族像を取り入れたことで家事に対する視点が増えたのが個人的に魅力的に感じました。津麦、朔也、津麦母、安富さん、子どもたち、子どもたちのお母さん。それぞれから見た「家事」についての視点が描かれており、どれも正解でどれも間違っていない。だけど、誰と比べてなくていい。だって「家事」はその人自身が生きやすくするための手段だから。その人が生きやすくするための手段を使いこなせないなら、一層のこと「家事代行」に頼ってよ。と。

要約するとこんな感じ↑
読んでいて気持ちが明るくなる作品です。
全人類に読んでほしいと思っています☺️


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