見出し画像

#42 子育ては注意深く観察が必要なのだと思い知った話

今日お伝えしたい内容は、子育ては注意深く観察が必要なのだと思い知った話です。

先月の頭から息子が入院しています。母である私は仕事を休ませて頂き、時間が許す限り息子と一緒にいるのですが、その中で気づかされたことや感じたことが多々あるので、それを記録していきたいなと思いました。

先日1歳半の息子が穿刺という処置を受けました

穿刺とは針を体に刺して内部の液体を吸い取ることなのですが、この針が結構太くて19ゲージと聞きました。19ゲージってどれくらいの太さなんだろうと調べてみると、注射針よりは断然太い献血とかで使うような針らしいです。1歳半の赤ちゃんにとってはとても太い針なのではと思ってます。

この針を足の付け根に刺して液体を吸い取る処置をしたのですが、驚いたことに息子はこの時泣きもせず、叫びもせず微動だにしなかったという話を先生から聞きました。

「えらかったねー」と声をかけられて、先生達が病室を離れる時には「バイバーイ」と手を振って、先生達も「バイバイしてくれるの?」と驚くぐらいの対応でした。

この時、私が感じたのは違和感です。

子供というのは痛かったり、不快だったりしたら泣くものだと思ってましたが、そうではない子もいるのだということを感じました。

私には2人の子供がいて息子と息子にとっての姉なのですが、姉は怪我をした時などのアピールが激しく、道端で転んでちょっと擦りむいたとかでも叫ぶようなタイプです。ずっと痛いと言って2,3日たっても同じようにまだ痛いとか言うタイプです。

一方息子は転んでもほぼ泣かないし不快なこともあまりアピールしないので、とても育てやすい子だと私は感じていました。

でも、これを踏まえて性格や痛みの許容度によって反応が違うんだということが分かり、その子の性格に応じて色々対応変えなきゃいけないんだなあとまず考えました。

そして話は戻ってその時の息子のことです。

大部屋なので、親は一緒に泊まれないので、私は毎日娘のお迎えのために、夕方には病院を去らなければなりません。

その時間が近づいてきたので、息子にその旨を伝えたら、息子がいきなり泣き出したんです。

そして、さっき処置された場所を指でさして私の腕を掴んで行かないでくれとアピールするんです。

まだうまく言葉が出ないので、汗だくになりながら体全体で表現してくれるのがすごく嬉しかったけど、とても切なくなりました。

その時に「あ、やっぱりめちゃめちゃ痛かったんだ」とようやくわかって、大人達に囲まれて緊張していたのかわからないですが、処置の時は痛みを必死に堪えてたんだと思って、胸が苦しくなりました。

そして処置をされたその時とか直後ではなくて、何時間も時間が経ってから彼の中で意思表示できるようになって、私に意思表示したのかなと思いました。

この経験を踏まえて、「子供の性格に合わせて考える」というのでもまだ足りなくて、こどもの性格を踏まえた上で、状況によって表情や体の動かし方を注意深く観察することが必要なんだなと感じました

思い起こしてみるとアピールがすごいと思っていた娘も昔マイコプラズマ肺炎になったことがあって、その時は全然アピールしてこなかったんです。体の不調を訴えることというのは、本人では気づけなかったり、子供にとっては難しいことなのかもしれないというのが学びです。

だから親である私は状況を注意深く観察する必要があって、日頃からよくコミュニケーションをとってささいな違いにもきづけるようになりたいなと思いました。以上です。最後までお読み頂きありがとうございました😊

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?