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1.7.1 ブランディングで差別化する方法(前編)

こんにちは、Kenです。

今回は「ブランディング戦略の基礎」ついて執筆していきます。

この記事を読めば「自社サービスをブランディングする方法」を理解できます。

■ブランディングとは何か?

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ブランディングとは「相手から想いを伝えてくること様にすること」です。

■ブランディングと広告/PRの違い

まず「マーケティング」「広告」「PR」「ブランディング」の違いを理解します。

【ブランディングと広告/PRの違い】
1.
 「マーケティング」とは「ある特定の人に思いを伝えること」
2. 「広告」「不特定多数の人に思いを伝えること」
3. 「PR」「第3者が思いを伝えること」
4.「ブランディング」「相手から想いを伝えてくること」になります。

ブランディング.001

「ブランディング」があれば「相手から購入にきてくれる」様になります。

加えてこれは経費削減にも繋がります。

■「ブランディングが無い」と負のスパイラルに

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「ブランディングが無い場合に起こる負のスパイラル」について理解します。

まずブランディングが無いと「価格競争」が始まります。

トマトで例えると「国産Aトマト100円」VS「国産Bトマト90円」の様な価格競争です。

価格競争が続くと「値引きの限界値」まで到達し、それ以上の価格競争ができないようになります。

その後で「サービス競争」が始まります。

サービス競争では「トマト料理のレシピ本も付けます」「トマト10個セットで100円引き」「宅配無料でします」といったことが行われます。

このような「本来とは別のサービスが行われると、自社コストが増加」します。

そして「自社コストの増加」によって「利益率の低下」が起ります。

「利益の低下」が起こると「利益を上げる為にコストの削減」が行われます。

この「コストの削減」によって「PR活動が削られる」場合があります。

それが認知度の低下に繋がり「シェアの低下」に至ります。

「シェアが低下」すると「売り上げを上げる為に価格競争」が始まり「不のスパイラル」に陥ります。

■ブランディングをする4つのポイント

ビジネスでブランディングをするポイントは4つあります。

この4つのポイントをここから順番に理解していきます。

ブランディング.002

競合を作ってはいけない

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まず「コーポレートブランディング」から理解していきます。

「競合を把握するが、競合を作っては絶対にいけない」これは鉄則です。

コーポレートブランディングでは「自社は〇〇であるが、〇〇ではない」と明確に断言することが重要です。

例えば「美容室だけれども、美容室ではない」という場合「ショートカット専門店」「ヘッドスパ専門店」などが挙げられます。

これは競合が少ないため、スモールスタートには特に効果があります。

また「Google」は何の会社でしょうか?

「Google 検索」や「Google Pixel」など技術・テクノロジーのサービスが目立ちますが「Googleは広告会社」です。

なぜなら「Googleの売り上げの90%は広告収入」から来ているからです。

この様に「Googleは広告会社であるけれども、広告会社では無い」のです。

■どの価格帯でどの様に販売するか

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次に「プロダクトブランディング」を理解します。

以下の条件の時に「いくらでカフェラテを販売すべき」でしょうか?

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まずは「価格設定の基本図」からです。

ブランディング.005

価格設定の際に「最も購買数が多い価格に設定するのはNG」です。

その価格だと100%その事業は潰れます。

重要なのは「適性価格」を理解することです。

「適性価格」はこうした「売り上げ」「コスト」「利益」から計算します。

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ここから「最も利益が残るのは、カフェラテを1,000円で売った場合」と分かります。

【カフェラテを1,000円で売った場合】
売り上げ:50,000円(=1,000円×50杯)
コスト:15,000円(=300円×50杯)
利益:35,000円(=売り上げ - コスト)

「売り上げが最大になる価格ではなく、利益が最大になる価格」を設定することが重要です。

また「価格帯における考え方」としては以下の通りです。

ブランディング.007

次回は「挑戦の価格帯でどの様に販売するか?」「マーケティングブランディング」「セールスブランディング」について理解していきます。

■まとめ

・ブランディングをすると相手から購入に来てくれる。
・ビジネスのブランディングは4つある
・「ブランディングが無い」と負のスパイラルに
・「競合を把握するが、競合を作っては絶対にいけない」
「自社は〇〇であるが、〇〇ではない」と明確に断言する
「最も購買数が多い価格」に設定するのはNG
「利益が最大になる価格」で設定する。

ここまでで「1.7.1 ブランディングで差別化する方法(前編)」は以上です。
MUPカレッジで学んだ内容のアウトプットです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!

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