「インクルーシブ教育」という大きな看板だけが掲げられた、学校と闘うゆっくりさんママたち。

私の友人であり、ゆっくりさんママが
奮闘しています。何にかというと
学校の環境が整わず、
先生たちの理解を得られないからです。

本人の希望により
美人ママ奮闘記として読んでほしいそうです…
ゆっくりさんママかつ美人ママということで、
そこをなんとか宜しくお願いします🤣
(この時点で脱落された方、
這い上がってきてーーー!)

こほん。さて本題です。
小学生のゆっくりさんは
通常クラスだと20分も椅子に座ってられず
支援クラスであれば授業を受けられる。

ただし、
支援クラスでの授業数には限りがあるそうで、
通常クラスでの授業を減らして
支援クラスを増やすことができないかという
お願いに、学校側はノー。
なぜか?
支援クラスは通常クラスに
戻るためのものだから、だそうです。

↑この捉え方自体がオーノー!!!
ナンセンス😭

友人のゆっくりさんママは言います。
「病院では、一生治らないって言われたよ?
知的に遅れはないから特別支援学校にも入れない
みんなと同じクラスでの授業はキツくても
支援クラスなら授業が受けられている子が
このままだと学校に行けなくなりそうなのに、
支援クラスでの授業数は増やせないとしか
言ってくれない学校、どうしたらいーと?」

たとえば。
「はい、今日から世界中のみんなは
テレパシーで会話をし始めます。
え?テレパシーで会話できないの?
努力が足りないんじゃない?
電話とかメールなんて使うのはダメダメ、
時間かかりすぎる。喋るとかも
うるさいんで。
学校の授業もテレパシーになりまーす。
え?使えない?
じゃあ、あなたは今後、
重度のテレパシー不能障害になります」って
世界の仕組みが変わってしまったら?

いきなり私たちみんな障がいを抱えることに
なりますよね。

能力を遥かに超えたものを要求され、
努力が足りないとか、
通常クラスに戻るためのクラスだから
これ以上、
支援クラスでの時間は増やせないとか、
ゆっくりさんたちには、
理不尽すぎる環境なんです。

出来ない!と全部を諦めるんではなく、
たとえば、テレパシーは無理でも
メールや電話なら遠方でも
コミュニケーション取れるのだから、
出来る方法を許可してほしい、という
レベルでのお願いです。

画像1

この状況はわたしの友人だけではなく、
イラストレーターの、たきれいさんや、
全国各地でゆっくりさんが直面しています。
人員不足や環境的に困難はあるかもしれません。
ただ、私が知る限りだと
福岡市の支援員の先生は、
非常勤職員かつ上限三ヶ月間、延長なしという
雇用形態で、なり手がこれでは
なかなか増えないよなという
誰も得しない条件で、
人手不足になるのは当然のように思えます。

現場の先生たちは必死で子どもたちに
向き合ってくださっていると思います。
ですが、インクルーシブ教育とは
程遠い状況にあることを、
一人でも多くの方に知っていただきたいです。

まずはココから。
そして、行政の方やマスコミの方と
お話する機会があれば、
伝えていけたら…
私も微力ながら、出来ることから始めてみます!

#発達障がい #特別支援教育   #ゆっくりさん

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